ヴランケン ポメリー ジャパンは2019年5月23日、スパークリングワインに特化したコンクール「ポメリー・ソムリエコンクール 2019」の決勝戦で、近藤佑哉氏が優勝したと発表した。近藤氏は、東京・銀座のフレンチレストラン「銀座レカン」に所属するソムリエ。今後1年間、ポメリーアンバサダーを務める。
ポメリー・ソムリエコンクールは、シャンパンをはじめとするスパークリングワイン(スパークリング日本酒を含む)に特化したコンクール。「ポメリースカラシップソムリエコンテスト」「キュヴェルイーズ ポメリーソムリエコンテスト」として過去15回開催してきたが、一昨年に名称を変更。今回で2回目の開催となる。
コンクールの予選は同年4月15日に東京・大阪で開催され、エントリーした69人の中から12人が本選へと進出した。同年5月22日には、午前中の準決勝を勝ち抜いたファイナリスト5人により、決勝戦が行われた。
決勝戦ではソムリエとしての表現力、サービス技能、提案力などが総合的に問われ、近藤氏が優勝を勝ち取った。準優勝は池田大輝氏(マンダリンオリエンタル東京)、3位は谷川雄作氏(ティエリー・マルクス・ジャパン)だった。
優勝した近藤氏には、賞金100万円とディプロマ、「ポメリーキュヴェ・ルイーズ」6L、フランスメゾンおよびレストラン研修などの権利が贈られた。同氏は、「ポメリーアンバサダーとしてふさわしい人間になれるよう、研さんしたい」と優勝の喜びを語った。