ダオンワイン協会は、特別セミナー「ポルトガルの隠れた宝石 ~エレガントなダオンの可能性と多様性」を東京・大阪で開催する。大阪では既に2019年8月23日に開催されており、東京では同年9月25日に開催される予定。ワイン業界の関係者を対象とし、セミナーと試飲が行われる。
ポルトガルでも長い歴史を持つワイン産地のダオンは、エストーラ山脈の麓の丘陵地帯に位置し、エレガントなワインを生み出すことで知られる。ポルトガル固有のぶどう品種エンクルザードやトゥーリガ・ナシオナルなどの産地で、個性と華麗さを兼ね備えたワインができるのが特徴だ。「ダン」とも呼ばれ、発音が似ていることから、作家の檀一雄が愛飲していたという。
ポルトガルワインは、近年日本でも人気が高まりつつあるが、ダオンワインは魅力的でありながら、日本での認知度はまだまだ低い。そうした状況を受けてダオンワイン協会では、東京・大阪でセミナーを開催。日本におけるポルトガルワインの第一人者・別府岳則氏を迎え、同協会主催の公式セミナーを実施する。セミナーでは、6種類のワインのテイスティングも行われる。
東京では、ハイアット・リージェンシー東京(東京都新宿区)が会場となる。定員は64人。開催時間は12時からで、参加費は500円(事前登録が必要)となる。