2019年09月

現代のバロッサ・ヴァレーを体現する「ピーター・レーマン バロッサン シラーズ」発売

サッポロビールは2019年9月10日、オーストラリアワイン「ピーター・レーマン」ブランドから、新たに「ピーター・レーマン バロッサン シラーズ」を発売する。参考小売価格は2800円(税別)で、全国の取扱店で販売する。

オーストラリアのワイン産地と言えば、南オーストラリア州に位置するバロッサ・ヴァレーが挙げられる。19世紀半ばにヨーロッパからの移民によって開拓され、現在はシラーズの産地として知名度が高い。

「ピーター・レーマン・ワインズ」は、1979年設立のバロッサ・ヴァレーでも最大級のワイナリーだ。創設者であるピーター・レーマンは、私財をなげうって、バロッサ・ヴァレーの農家たちを救ったことでも知られる。同氏の逝去後、2015年に大手ワインメーカーのカセラ・ファミリー・ブランズの傘下となった。

今回発売される「ピーター・レーマン バロッサン シラーズ」は、創業者であるピーター・レーマンへの敬意を込めて、若手のワインメーカーたちがつくり上げた。その名に“バロッサの人”を指す造語「バロッサン」が付けられており、“現代のバロッサ・ヴァレーを次世代の手で体現する”という意味が込められているという。チェリーやダークフルーツの香りが楽しめる、凝縮感あるフルボディの赤ワインに仕上がっている。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。