MHD モエ ヘネシー ディアジオは2020年3月16日、同社が取り扱うシャンパーニュメゾン「ルイナール」が、リサイクル可能な紙パッケージ「セカンドスキン」を開発したと発表した。
ルイナールは、1729年創業の世界最古のシャンパーニュメゾンの1つだ。1764年にはロゼシャンパーニュを他に先駆けて市場に出すなど、常に革新的なワインづくりに取り組んでいる。そんなパイオニア精神にあふれるメゾンが、2年以上もの期間をかけ、サステナブルパッケージを開発した。
今回開発したセカンドスキンは、天然木質繊維からつくられた紙を使用しており、100%リサイクルが可能だという。それでいて白亜のような高級感のある質感に仕上がっており、ルイナールならではのこだわりが感じられる。プラスチックを一切使用していないため、通常のギフトボックスよりも9倍軽い。また、梱包における二酸化炭素排出量を60%削減するなど、環境に配慮したパッケージに仕上がっている。
新パッケージは、「ルイナール ブラン・ド・ブラン」「ルイナール ロゼ」専用のギフトボックスとして使用される。現在のギフトボックスに代わり、西ヨーロッパでは同年冬から、日本では2021年春からの展開を予定している。
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創造性と革新性を追求する世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」/環境問題を配慮し、プラスチック不使用&100%リサイクル可能なサステイナブルパッケージ『セカンドスキン』を発表!