オーストラリア大使館商務部は2020年6月30日、オンラインで「南オーストラリア州ワインの多様性：バイオダイナミックワインセミナー」を開催すると発表した。コンラッド東京のエグゼクティブソムリエ・森覚氏を講師に迎え、同年7月17日に開催する。
南オーストラリア州は、オーストラリアのワイン産業の中心地で、世界的にも有名なワイン産地として知られている。各生産地の風土を生かしたワインづくりに取り組んでおり、特に有機農法の1つであるバイオダイナミック農法で栽培したぶどうを使用する「バイオダイナミックワイン」が注目を集めている。
今回開催するワインセミナーでは、森覚氏を講師に、南オーストラリアワインの多様性とバイオダイナミックワインに関する講義を行う。オーストラリアの2つのワイナリー「ジェームツリー」「ネリンガ」を紹介し、「ジェームツリー ルナ テンプラナー テンプラニーリョ」「ネリンガ アンカルチャード・ペティアン・ナチュレル 2019」など、それぞれのワインをテイスティングしながら、バイオダイナミックワインの基礎知識から最新情報までを学べるという。
ワインセミナーの開催日時は、同年7月17日の15時からの予定。オンラインコミュニケーションシステム「Zoom」上で開催され、参加費は無料だ。参加の申し込み締め切りは同年7月15日まで。当日紹介するワインは、事前に各輸入元の通販サイトから購入可能で、自分でテイスティングをしながらセミナーを楽しむことができる。
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