シャトー・メルシャンは2020年7月22日、ワインツーリズムに取り組む世界最高のワイナリーを選出する「ワールド ベスト ヴィンヤード 2020」で、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」が世界第30位に選出されたと発表した。また、フランスのワインコンクール「シタデル・デュ・ヴァン 2020」では、「シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ 2018」が金賞を受賞した。
ワールド ベスト ヴィンヤードは、イギリスのウィリアム・リード・ビジネス・メディアが2019年から主催する、“世界最高のワイナリーベスト50”を選出するアワードだ。ワイナリーのツアー内容や雰囲気、ワインの品質、テイスティング、スタッフ、景観などさまざまな観点からワイナリーを評価し、ワイン、食、旅行業界を中心とした世界各国の500名以上の専門家がそれぞれ7つのワイナリーを推薦して、その中からベスト50を選出する。
2020年7月にアメリカで発表された今大会では、シャトー・メルシャン 椀子ワイナリーが日本初となるトップ50に選出。世界第30位にランクインした。同時に、ベストアジアにも選出された。日本の初選出は、「世界のワイナリーの多様性を象徴する快挙」と米メディアにも取り上げられたという。
また、フランスのボルドーで2020年6月に開催されたシタデル・デュ・ヴァン 2020では、椀子ヴィンヤードで栽培したぶどうを使った「シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ 2018」が金賞を受賞。同大会では、日本ワインで唯一の金賞受賞となった。シャトー・メルシャンとしては、2015年から6年連続の受賞になる。
これらの結果を受けてシャトー・メルシャンは、「日本を代表するワイナリーとして、高品質な日本ワインをつくり、国内外へ情報発信していくことで、ブランドの認知拡大を図るとともに、日本ワイン産業の発展に貢献していく」とコメント。2020年8月8日には、公式Instagramアカウント上で椀子ヴィンヤードの「バーチャルヴィンヤードツアー」も予定しており、世界的に認められたワイナリーをオンラインで体験できる。詳細は、シャトー・メルシャンのHP（https://club.chateaumercian.com/article/fun/topics/761/）で公開している。
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