コモンセンスは2020年11月11日、南伊豆の海底で熟成させたワイン「SUBRINA ACT2 2016」を発売した。海底熟成ワインの第2弾で、2000本の数量限定での販売となる。
ワインを海底で熟成させたら、どんな変化が現れるのか。それを確かめるため、2011年に開始したのが、「Venus Project -夢の海底熟成ワインを求めて-」だ。南伊豆の奥石廊中木沖に海底貯蔵庫を設置し、さまざまな酒類を海底で熟成させた結果、最も味の変化がよく現れたのが、シラーを用いた南アフリカ産の赤ワインだったという。そのワインは「SUBRINA(サブリナ)」と名付けられ、2013年に海底から引き揚げて「SUBRINA ACT1」として発売した。
この成果を受けて、同じ南アフリカの生産者「Graceland Vineyards」が手掛けたシラー100%の赤ワインを、2019年11月に海底に貯蔵。約半年間の海底熟成を経て、2020年6月に引き揚げたのが、今回発売となった「SUBRINA ACT2 2016」だ。
ワインボトルの表面には石灰藻やフジツボなどが付いており、ひとつとして同じボトルはない。全てのボトルにシリアルナンバーが入ったタグが添えられており、プレゼントや記念日などにもふさわしい1本になっている。
価格は、ギフトボックスとシリアルナンバータグ付きで1万3000円。公式オンラインショップやAmazonで購入できる。