自由が丘ワインスクールは2020年11月25日、「ブラインド・テイスティングNo.1グランプリ(B-1GP)」を開催すると発表した。withコロナ時代に対応した新たなトーナメント形式を採用し、2021年1月8日から予選を開催する。
ワインのラベルを見ずにテイスティングし、ぶどうの品種や産地、収穫年を当てる知的競技をブラインド・テイスティングと呼ぶ。これまでにも、ソムリエなどのプロフェッショナルだけでなく、ワイン愛好家なども参加し、国内外で多くのコンクールが行われてきた。しかしコンクールでは、ブラインド・テイスティングの公平性を保つために参加者や審査員が1つの会場に集まる必要があり、新型コロナウイルス感染症の影響がある中で、新たなコンクールの方式が求められていた。
こうした昨今の情勢に対応するため、自由が丘ワインスクールは、新たな形式のブラインド・テイスティングコンクールを開催する。予選を数日に分けていつでも参加できるようにし(エントリーは1人1回)、準決勝・決勝の本選はオフライン、オンラインの両方で同時に実施する。
準決勝に進むのは10人で、そのうち上位5人が決勝に進出する。また、コンクールに透明性をもたらすため、通常はしない成績発表を行い、自身のテイスティング能力を客観的に把握してその後の研さんに生かしてもらう。
予選の実施期間は2021年1月8日~17日で、本選は同年2月7日に開催する。同スクールのホームページからエントリーでき、参加費は3000円となっている。
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