キャメルファームワイナリーは2020年11月27日、2019年ヴィンテージの第2弾として、樽熟成させた赤・白のワインと、「UNITA(ウニタ)」シリーズのスパークリングワイン2種を発売した。また、フラッグシップである瓶内2次発酵のスパークリングワイン「キャメル ブリュット」の新ヴィンテージもリリースした。
キャメルファームワイナリーは、地域の活性化につながることを願い、2014年に農業法人として設立された。自然豊かな北海道余市町登地区に位置し、1980年代からワイン用ぶどうを栽培してきたノウハウと、イタリアのワイン醸造の歴史、最新技術を生かしたワインづくりに取り組んでいる。
2020年9月には2019年ヴィンテージの第1弾を発売しているが、今回、第2弾として「ケルナー プライベートリザーブ 2019」「レンベルガー プライベートリザーブ 2019」「ウニタ ブリュット 2019」「ウニタ ドゥミ・セック 2019」を発売した。
「ケルナー プライベートリザーブ 2019」は、樹齢22年以上のぶどうのみを使用し、フレンチオーク樽で発酵・熟成させた、ケルナーの魅力を堪能できる白ワインだ。豊かな果実の香りと滑らかな酸味、ミネラル感や程よい苦みがマッチした余韻の長いリッチな辛口に仕上がっている。
新登場の「レンベルガー プライベートリザーブ 2019」は、サクランボやブラックベリーをコンポートしたような心地よいアロマに、ほのかにミントなどのハーブや、スミレ、ミネラルが感じられる赤ワイン。フレンチオーク樽由来のバニラやカラメルのような香りもあり、複雑でエレガントな味わい、ストラクチャーの整ったワインに熟成されている。
「ウニタ」シリーズからは、2種のスパークリングワインが登場。「ウニタ ブリュット 2019」は、輝きのある緑がかった淡い黄色にきめ細やかな泡立ち、華やかな香りが印象的。フレッシュで美しい酸味、豊かなミネラルを感じ、かんきつ系の果物を思わせる爽やかな味わいを持つ辛口のスパークリングワイン。
「ウニタ ドゥミ・セック 2019」は、トロピカルフルーツのような爽やかな香りと、黄桃やバナナのような豊かな香りが立ち上がる。甘みとフレッシュさ、酸味のバランスの取れた味わいが魅力の繊細でエレガントなやや甘口、フルーツやスイーツとも相性が良い。
また、ワイナリー設立当初からの人気を誇るフラッグシップワイン「キャメル ブリュット」シリーズからは、ピノ・ノワール100%の「キャメル ブリュット メトド トラディショナル ブラン・ド・ノワール 2015」を発売した。手摘みで厳選したピノ・ノワールを、シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵でつくっている。かんきつ類や、桃、杏が香り、シナモントーストのようなニュアンスも感じられる。美しく輝く淡い金色の外観で口当たりはフレッシュ、心地よい酸味に豊かなボディが溶け込み、後味が長く続く。
価格(税別)は、「ケルナー プライベートリザーブ 2019」「レンベルガー プライベートリザーブ 2019」が各5000円、「ウニタ ブリュット 2019」「ウニタ ドゥミ・セック 2019」が各3000円、「キャメル ブリュット メトド トラディショナル ブラン・ド・ノワール 2015」が6000円。カルディコーヒーファームおよびカルディコーヒーファームオンラインストア、百貨店、専門店、業務酒販店で購入できる(販売店により価格、商品の取り扱い状況は異なる)。
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