2020年12月

オーストラリアの伝説の醸造家が手掛けた最後のワイン「RISING STAR」発売

エスクリは2020年12月12日、オーストラリアワインの醸造家として知られる、ジョン・ウェイド氏が手掛けた最後の秘蔵ワイン「RISING STAR(ライジングスター)」56本を発売した。クラウドファンディングサイト「Makuake」上で、2021年1月30日まで限定販売する。

数々の醸造経験を持つウェイド氏は、南オーストラリア州クナワラの名門ワイナリーの立ち上げに携わり、その名をオーストラリアに広めた。その後、西オーストラリア州で多くの醸造家を育て、西オーストラリアワインの発展に貢献。“西オーストラリア州で最も経験のある醸造家”と評され、ワインづくりを引退した今は“生きる伝説”とも呼ばれている。

30年以上もの間、ワインづくりに携わってきたウェイド氏が、引退前の最後にワイン醸造に携わったのが、西オーストラリアのライジングスターというワイナリーだ。

グレートサザンに位置するライジングスターは、アメリカ出身の夫妻が営むワイナリー。ウェイド氏のワインに魅せられた夫婦が、同氏の持つ自社畑を譲り受け、共にワインづくりをスタートさせた。その後、ウェイド氏は2013年ヴィンテージを最後に、ワインづくりを引退している。

今回発売するのは、ウェイド氏が手掛けた最後のワインの中でも、現地ですら購入の難しい希少なワインとなる。いずれも日本初上陸になるという。

「ライジングスター シャルドネ 2011」は、フレンチオーク樽の香ばしさとほのかなバニラの香りが楽しめる1本。うっすらと緑がかったゴールデンの色調が美しい「同 リースリング 2013」は、シトラスフルーツの豊かな香りを特徴としている。淡いアプリコットカラーが美しい「同 スパークリング ロゼ 2012」は、アプリコット、イチゴ、ブリオッシュのような柔らかいトーストの香りが楽しめる。

Makuakeでの限定販売となり、これら3本を含むライジングスターのワインの組み合わせにより、1万3200円、1万5675円、1万6500円、2万3870円、3万3880円の5つのプランを用意する。ワインの配送は、2021年2月末の予定だ。

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エスクリ「WINELIST」オーストラリアの伝説の醸造家 John Wade(ジョン ウェイド)氏が手掛けた秘蔵ワイン『RISING STAR』56本をMakuakeにて限定発売!

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About the author /  maomi

教育機関で中日翻訳に携わったのち、フリーライターに転身。教育、旅行、グルメを中心に執筆を行う。