グランクリュ・ワインカンパニーは2021年2月22日、スペイン・カタルーニャ州のプリヴァットが手掛けるスパークリングワイン2種の輸入を開始すると発表した。オーガニック認証、ヴィーガン認証を取得しており、地球環境に優しいスパークリングワインとして、ヨーロッパを中心に注目を集めている。
日本への輸入を開始するのは、「プリヴァット・ブリュット・ナチュール・レゼルヴァ・シャルドネ」「プリヴァット・ブリュット・レゼルヴァ・ロゼ」の2種類だ。“カヴァ”と呼ばれるスペイン産のスパークリングワインで、フランスのシャンパーニュと同じ製法でつくられており、最低でも15カ月間、熟成させた後に出荷している。
特徴的なのは、エコロジーに配慮してつくられている点だ。原料のぶどうは、栽培においてEUの有機認証(ユーロリーフ)を取得している。ワインの製造工程では、動物性たんぱく質を使用せず、ヴィーガン認証を取得。二酸化炭素排出を抑えるワイナリーの団体「International Wineries for Climate Action(IWCA)」にも加盟している。
また、製造過程で糖分を添加していないことを示す、「ナチューレ(Nature)」を表記している。日本に輸入されているスパークリングワインの中で、これら全ての条件を満たしているものは他にないという。まさに、地球環境に優しく、健康にも良いワインだといえる。
価格は、「プリヴァット・ブリュット・ナチュール・レゼルヴァ・シャルドネ」が3190円、「プリヴァット・ブリュット・レゼルヴァ・ロゼ」が3300円。どちらも2018年ヴィンテージとなっている。