awa酒協会は2021年3月9日、世界基準のスパークリング日本酒「awa酒」を認定する、「第4回awa酒認定式」を開催した。新たに「ESHIKOTO AWA2018」「臥龍梅 SPARKLING SAKE」「鈿女 SPARKLING 純米吟醸 AWA」の3種が認定され、認定awa酒は27銘柄となった。
awa酒は、awa酒協会の認定基準の下でつくられた、特別なスパークリング日本酒だ。国産米を100%使用していること、自然発酵による炭酸ガスのみを保有していること、外観は透明でアルコール分は10度以上であることなど、さまざまな基準が設けられており、それらをクリアしたものだけがawa酒の呼称を使用できる。
今回、新たにawa酒に認定されたのは、福井県・黒龍酒造の「ESHIKOTO AWA2018」、静岡県・三和酒造の「臥龍梅 SPARKLING SAKE」、三重県・伊藤酒造の「鈿女 SPARKLING 純米吟醸 AWA」の3種となる。
「ESHIKOTO AWA2018」は、福井県産の酒米「五百万石」を使用し、15カ月以上の瓶内二次発酵を経て、透明感のあるドライな味わいに仕上げている。10年もの試行錯誤を経て生み出された「臥龍梅 SPARKLING SAKE」は、爽やかな飲み口とフルーティーな香りで、どんな料理にも合わせやすい。「鈿女 SPARKLING 純米吟醸 AWA」は、三重県四日市の生産農家で栽培した酒米を使用している。
また、認定式と同時に、awa酒大使叙任式を開催。awa酒に精通したフランスのトップソムリエ2人が、初のawa酒大使に任命された。
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