サンセットセラーズは2021年6月21日、特定の品種とヴィンテージのワインにフードペアリングした、少量生産のおつまみ缶詰シリーズ「CanVINO(カン・ヴィーノ)」を発売した。シリーズ第1弾として、「CanVINO – ジンファンデルのためのローズマリーが香る鴨肉のコンフィ」を数量限定で販売する。
サンセットセラーズは、米カリフォルニア州のススーンヴァレーにある、年間生産数650ケースのマイクロ・クラフト・ワイナリーだ。2019年よりシリコンバレーの日本人エンジニアを含む若手グループが事業を継承し、既存のワインビジネスやワイナリーの枠組みにとらわれない新たな視点で、さまざまな取り組みにチャレンジしている。
今回、食品OEMプラットフォームを運営するスパイスコードと共同開発したのが、プレミアムおつまみ缶詰シリーズ「CanVINO」だ。ワイナリーが自らのワインに料理を合わせるフードペアリングを、家庭や出先でも気軽に楽しめるように開発された。
赤ワイン、白ワインといった大きなくくりではなく、特定の品種やヴィンテージ、地域にまで踏み込み、その味や特性を踏まえながら相性を考えている。特定対象のワインに合うように考え抜いた缶詰商品の開発は、日本では初の試みだという。
第1弾の鴨肉のコンフィは、肉厚の鴨もも肉に低温でじっくりと火を入れ、柔らかく仕上げた。オリーブの実とニンニク、ローズマリーのほのかな香りが特徴で、「SUNSET CELLARS – Old Vine Zinfandel 2014」のようなスパイシーで果実味あふれる超熟ワインによく合う。
価格は1320円(税込)で、製造数700個のうち200個を一般販売する。公式オンラインショップと一部のサンセットセラーズ取扱酒販店で購入が可能だ。
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【日本初】ワイナリーが自ら造る特定品種&ヴィンテージのワインに完全フードペアリングしたプレミアムおつまみ缶詰「CanVINO(カン・ヴィーノ)」を少量限定で発売