富士山ワイナリーは2021年9月1日、「Shizen Sparkling Koshu 2017」を発売した。国産の甲州ぶどうだけでつくられており、和食とも相性が良い。ワイン評論家のロバート・パーカー氏からも絶賛を受けたという。
富士山ワイナリーは、静岡県富士宮市に位置するワイナリーだ。ワイン用ぶどうの生育に適した富士宮市の自社畑から収穫した果実で、“白ワインの法王”と呼ばれた故ドゥニ・デュブルデューボルドー大学教授の監修の下、ワインづくりを続けてきた。2013年からは、甲州ぶどう100%のスパークリングワインづくりにチャレンジ。2015年から「Shizen Sparkling Koshu」を展開している。
今回、発売した「Shizen Sparkling Koshu 2017」は、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵を採用し、甲州種の特徴を生かしたスパークリングワインに仕上がっている。果皮由来の苦みを抑えるため優しく圧搾し、樽での過度な熟成や発酵を抑えることで甲州種の果実味を十分に引き出しているため、和食との相性がよい。世界的なワイン評論家のロバート・パーカー氏は、「日本酒を軽視するわけではないが、わずかに日本酒より刺身や寿司に合うのではないかとさえ思った」とコメントしている。
価格は5500円(税込)で、富士山ワイナリーのオンラインショップで購入できる。
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