琵琶湖ホテルらは2021年11月1日、滋賀県栗東市の栗東ワイナリーと共同開発したオリジナルワイン「2020浅柄野 Minori」2種を数量限定で発売した。滋賀県産ぶどうを使用し、ホテルソムリエがブレンドしたオリジナルワインの第13弾となる。
この企画は、滋賀県内および比叡山の懐に位置する7軒のホテルが地域との関わりを通して滋賀県の魅力を発信するため、2008年にスタート。琵琶湖ホテルをはじめ、クサツエストピアホテル、彦根キャッスルリゾート&スパ、ホテルニューオウミ、びわ湖大津プリンスホテル、ホテルボストンプラザ草津、ロテルド比叡が参加している。
タイアップするのは、太田酒造が手掛ける栗東ワイナリーだ。欧州の自然に似た環境を持つ近江湖南アルプスの麓に位置し、除草剤を使わず、有機肥料で欧州系高級種のぶどうを育てている。
今回、共同開発したのは、赤ワイン「2020浅柄野 Minori Rouge」と白ワイン「同 Minori Blanc」の2種となる。各ホテルのソムリエが、料理やゲストの好みに合うようブレンドを重ねてつくり上げたワインで、滋賀県産のぶどうを100%使用している。
「2020浅柄野 Minori Rouge」は、2020年産のヤマ・ソーヴィニヨンを樽熟成させた原酒を80%、マスカット・ベーリーAを樽熟成させたものを20%の比率でブレンドしている。「同 Minori Blanc」は、2020年産のセミヨンの新樹を30%、古樹を30%、レッドミルレンニュームを20%、シャルドネを20%ブレンドした。
各ホテルのレストランで提供され、価格は6000円(税・サービス料込)。赤ワインは600本、白ワインは400本限定での販売となる。一部、ホテルの売店でも購入が可能だ。
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滋賀県の酒造メーカーと7ホテルがタイアップ 滋賀県産ブドウを使用し、ホテルソムリエがブレンドしたオリジナルワイン第13弾「2020浅柄野(あさがらの) Minori」 11月1日(月)販売開始