ヴィノスやまざきは2021年11月1日、旗艦店となる新店舗「ヴィノスやまざき銀座店」をオープンすると発表した。同社のアンテナショップとしてこだわりの商品をそろえ、デジタルとリアルが融合した新たな取り組みを展開する予定だ。
ワインの輸入販売などを手掛けるヴィノスやまざきは、1913年創業の山崎酒店を前身とする。100年以上もの歴史を持ち、世界各国の“蔵直”ワインや静岡の地酒など、こだわりのある酒類を提供し続けてきた。
今回、新たな取り組みとして、東京・銀座に新店舗をオープン。長い歴史の中で培ってきた店舗のノウハウを生かしながら、オンライン接客やデジタル動画POPなど、最新のデジタル技術を融合させた新サービスを提供する。
例えばワインでは、高級ワインの産地として知られる米カリフォルニア州のナパ・バレーから、生産者との長年にわたる取り組みで実現した「ストーンヘッジ メリタージュ ナパ・ヴァレー」を発売。2980円という手頃な価格で、高品質なナパワインを楽しめる。他にも、甘口かつ低アルコールの「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ」や、オーガニックワイン「トーラ ネロダヴォラ オーガニック」などを用意している。
サービス面でも充実化を図り、来店が難しい人などに対して、オンラインにより1対1の接客でワインの提案を行う。また、「カーブサイド・ピックアップ」を導入し、スマートフォンやパソコン、オンラインショップで注文・決済し、店舗に入らなくても商品が引き取れるようにした。併設のワイン試飲バーで味を試し、ネットで購入することもできる。
銀座店のオープンは、ボージョレ・ヌーボー解禁日の2021年11月18日午前0時となる。解禁とオープンを記念し、「銀座店オープン&ボジョレー・ヌーヴォー解禁カウントダウン」の開催も予定している。さらに今後は、地域密着型の店舗として、ワイン持ち込みサービスのBYOなど、周辺の飲食店とのコラボレーションやイベント企画なども実施する。
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11月18日(木)0時、ボジョレー・ヌーヴォー解禁と共にデジタルとリアルが融合したワインと日本酒の専門店「ヴィノスやまざき銀座店」をオープン