ハンガリーワイン協会は2022年5月20日、ハンガリーのワイナリー視察アテンドおよびワイン専門通訳サービスを開始した。同協会のワインネットワークを最大限に生かし、ワイン専門通訳、商談、契約交渉、アテンドサービスを日本のワイン業界関係者に提供する。
ハンガリーのワイン業界は、“一見さんお断り”の文化が根強く、ワイナリーと商談する際は、現地でのコネクションやパイプが必要となる。そのため、日本のインポーターが現地のオーナーと直接交渉して契約しているケースは少ないという。
同協会では、そうした状況を改善するため、日本のワイン業界関係者と現地の生産者をつなぐアテンドサービスを開始。ハンガリー国内におけるワインネットワークを生かし、ワイナリーの視察や商談契約交渉をサポートする。
日本語とハンガリー語の相互通訳だけでなく、ワインをテイスティングする際の現地案内、ワインイベントでの同時通訳などを提供する。また、ハンガリーで開催されるカンファレンスやフェスティバルの企画運営、ワインコンペなどへの応募をサポートする。
ワイン専門ビジネスのサポートにも取り組み、ハンガリーワインやそのつくり手、ワイン産業に関するリサーチをはじめ、ワイナリー視察のコーディネート、契約・商談などを支援する。ワイナリー投資やワイン投資の希望者には、ワイナリーオーナー、生産者との仲介も行う。
同サービスは、公式サイトのフォームから利用予約・問い合わせが可能だ。見積もりは初回無料、2回目からは有料となる。
＜関連リンク＞
世界三大貴腐ワイン、トカイ エッセンシア 銘醸ワインの宝庫ハンガリーのワイナリー視察アテンド、オーナーとの商談契約交渉をサポートするワイン専門通訳サービスを開始
