寺田倉庫は2022年6月6日、同社が展開するワインマーケットサイト「TERRADA WINE MARKET」で、「ボルドープリムール2021」を発売した。プリムールとは、樽で熟成中のワインを製品前の段階で予約販売する、銘醸地フランス・ボルドー地方特有の流通システムだ。
長期間寝かせることで熟成の醍醐味を楽しめるボルドープリムールは、将来的な価値向上が期待でき、生産者の支援やワイン文化の継承という面でも重要な意味を持つ。また、中間業者を介さずに生産者から最短ルートで届けられるため、ユーザーはコンディションの良いワインを入手できる。
同サイトでは、幅広いラインアップに加え、特定のインポーターのみとパートナー契約を結ぶシャトーなど、希少性が高く、入手困難な銘柄を用意している。購入したワインは、月額1本99円から利用できるオンラインワインセラー「TERRADA WINE STORAGE ボトル保管プラン」に預けて、最適な環境で熟成させることができる。また、家庭では保管が難しいとされる木箱付きのワインを木箱のまま預けられるオプションサービスも提供している。
同年6月25日には、TERRADA WINE会員から抽選で10組20人を、東京・天王洲の同社施設で開催するイベント「ボルドープリムール2021テイスティング」に招待する。ソムリエと語り合いながら、「ボルドープリムール2021」の複数銘柄を試飲できる。