メルシャンは2022年7月8日、フランスと日本の新酒の受注を同月上旬より開始すると発表した。フランス産の新酒「アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー ペットボトル 2022」をボージョレ・ヌーボー解禁日の同年11月17日から、日本の新酒「シャトー・メルシャン 日本の新酒 甲州＆シャルドネ 2022」を同月2日から全国で発売する。
アルベール・ビショーは、ボージョレ・ヌーボーのつくり手として、日本でも知名度の高いブルゴーニュの名門ワイナリー。イギリス・ロンドンで開催される世界最大規模のワインコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ（International Wine Challenge：IWC）」では、世界で唯一、白・赤ワインの両部門で「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に3度選ばれている。
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メルシャンでは毎年、アルベール・ビショーのボージョレ・ヌーボーをはじめとする複数の新酒を提供しているが、今年は2品目に集約して販売する。新型コロナウイルス感染症の影響による世界的な資材の供給難や、ロシア・ウクライナ情勢による包装資材の調達懸念、航空運賃の高騰などの影響を鑑み、安定供給を最優先とした。
「アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー ペットボトル 2022」は、環境に配慮したペットボトルで提供され、750mlと新たに375mlのハーフサイズを用意する。ペットボトルの容器は、ガラスのボトルに比べて30％軽量で、輸送時のCO₂を約30％削減できる。オープナーを必要とせず簡単に開閉でき、リサイクルも容易だ。UVフィルターや通常のペットボトルの4.7倍の酸素透過防止加工など、特殊技術のプロセスにより、ガラスのボトルと同等の品質安定性を持つ。
また、日本ワインの新酒を楽しんでもらおうと、「シャトー・メルシャン 日本の新酒 甲州＆シャルドネ 2022」を1万2000本の数量限定で販売する。勝沼ワイナリーで醸造した白ワインで、厚みと飲み応えのある山梨県産甲州と、フレッシュで華やかな香りの福島県産シャルドネをアサンブラージュしており、フレッシュだが奥行きのある味わいを楽しめる。
価格はいずれもオープンとなっている。
