メルシャンは2022年8月5日、ドネーション企画「日本ワインの未来を応援しよう!」を全国で実施すると発表した。対象商品を購入すると、金額の一部がワイナリーやぶどう畑がある県の機関に寄付されるというもので、今年で5年目の企画となる。
「日本ワインの未来を応援しよう!」は2018年から開催。日本ワイン産業の発展へ貢献することを目的に実施され、2021年は合計で128万円を支援した。「シャトー・メルシャン」「日本のあわ」「大森産ブドウのワイン」「会津美里シャルドネ」の各シリーズのワイン1本ごとに10円が寄付されるというもので、山梨県や長野県の塩尻市と上田市、福島県、秋田県が支援の対象となる。
寄付金は、山梨県の場合は「甲州」など醸造用ぶどうの高品質・安定生産技術の確立などに使用され、長野県の塩尻市では地域の発展とブランド力の向上や人材育成などさまざまな用途に、上田市では「上田ワインプロジェクト」の事業費として活用される予定だ。福島県では県内外のPRや生産者のサポート費用に、秋田県では醸造用ぶどうの担い手確保および育成に活用される。
全国で開催され、期間は2022年10月1日~11月30日となる。対象のワインの売り上げ1本につき10円が、各地域の活動に対して支援される。