カーブドッチは2023年1月5日、酒販店・飲食店向けに、カーブドッチワイナリーの宿泊プランの提供を開始した。同年3月9日までの期間で、日曜~木曜日のチェックイン限定となる。
1992年に設立されたカーブドッチワイナリーは、新潟の風土を表したワインづくりを目指し、ワイン用ぶどうの栽培やワインの醸造に取り組んでいる。カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめ、ピノ・ノワールやシャルドネ、セミヨンなど20種以上の欧州系品種を栽培しており、テロワールを表現する「セパージュ」シリーズなど、多様なワインを生み出している。
敷地内には、ホテルや温泉施設、レストランも備えており、国内では珍しい“滞在できるワイナリー”だ。酒販店・飲食店向けプランでは、ぶどう畑に面した宿泊施設「WineryStay TRAVIGNE(ワイナリーステイ トラヴィーニュ)」が2万8600円(通常3万8500円)、日帰り温泉施設に併設の「Cave d’Occi VineSpa カーブドッチ ヴィネスパ」が2万4000円(通常2万8000円)で利用できる(いずれも1泊2食付き、1名あたりの税込料金)。なお、宿泊の際には名刺の提示が必要となる。
期間中は、ホテルラウンジのフリードリンクとして、カーブドッチワインを用意。有料のテイスティングでは、常時10種類以上のワインが楽しめる。また、オプションのワイナリーツアーでは、ぶどう畑や醸造棟、樽庫、地下のワインセラーなどを見学し、数種類のワインを試飲できる(参加費2200円)。
ワイナリー周辺には、フェルミエ、ドメーヌ・ショオ、カンティーナ・ジーオセット、ルサンクワイナリーなどの小規模なワイナリーが集まっており、「新潟ワインコースト」を形成している。徒歩5分圏内にあるため、滞在中に訪れるのもおすすめだという。