メルシャンは2023年3月10日、「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」のパッケージリニューアルを発表した。スタンダードシリーズのパッケージを刷新し、同月下旬より順次切り替えて販売する。
同シリーズは、酸化防止剤を添加せずに、丁寧につくられたワインシリーズ。ぶどう本来のおいしさが味わえるほか、ワイン専門会社のメルシャンがつくるという安心感などもあり、2003年の発売以来、累計2億本(インテージ SRI+調べ)を販売している。
2022年3月には、ぶどう本来のおいしさの価値をより感じられるようにと、中身について、収穫から24時間以内の搾汁果汁のみを使用したリニューアルを実施。また、通常サイズの720mlと大容量の1500mlは、瓶と同程度の品質保持性を備えた「ワインのためのペットボトル」を採用。720mlについては、従来のものから5g軽量化し、同社史上最軽量のボトルとなっている。
これらに加え、今回のリニューアルでは、パッケージからその新鮮さを感じられるよう、品質感やおいしさ感をアピールするデザインを追求した。
なお、同社は今後も製造・販売する全ての720mlペットボトル商品について、ワインのためのペットボトルを採用する予定だ。これにより、年間約83tのPET樹脂削減と約286tのCO₂排出量削減が見込まれるとしている。