GRAPE REPUBLIC(グレープリパブリック)は2023年4月18日、山形県のぶどうを使った「Cabernet Franc 2021」を発売した。ワイナリー初となるカベルネ・フランをメインとした赤ワインで、山形県のテロワールが味わえる。
GRAPE REPUBLICは、山形県南陽市に2017年に設立されたワイナリー。その土地や文化を表現するテロワールを第一に考えており、天然の酵母を使い、酸化防止剤などは一切使わず、こだわりのワインをつくり続けている。山形県は果樹栽培が盛んでフルーツ王国として知られるが、ワイナリーが位置する置賜地域は、寒暖差が大きく日照の良い盆地の斜面を生かしてぶどうづくりが行われている。
今回発売した「Cabernet Franc 2021」は、契約農家の小川農園が育てたカベルネ・フランをメインに使用。2018年に植えた苗木が成長し、2021年に初めて収穫した0.6tのぶどうを使用しており、赤いベリー系や花の香り、土の風味が楽しめる爽やかなワインに仕上がっている。程よい酸味と心地よい青みがあり、赤身の肉や山菜とも相性が良い。
ラベルには、南陽市に古くから伝わる「鶴の恩返し伝説」からイメージした鶴が描かれており、青い木々と赤い空の間に羽ばたく姿が印象的だ。価格は3960円(税込)で、ワイナリーの公式オンラインショップおよび取扱店で購入できる。
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GRAPE REPUBLICが栽培開始から5年、山形県置賜地域の農園が栽培するブドウを使った「Cabernet Franc 2021」を4月18日(火)発売。土地の個性「テロワール」を表現した味わいに