南オーストラリア州政府日本事務所は、業界向け・一般向け試飲会「南オーストラリア州 ワイングランドテイスティング2023」を2023年5月16日に東京で、同月18日に大阪で開催する。約4年ぶりに南オーストラリア州から生産者が多数来日し、日本初上陸を含む約200種類のワインを提供する。
東京会場は港区南青山のTHINGS AOYAMA(シングスアオヤマ)で、第1部の業界向け試飲会を12時から、第2部の一般向け試飲会を17時30分から開催する。一般向け試飲会は1枚1000円(250円の4枚つづり)でチケットを購入し、各ブースでワインを試飲できる。なお、チケットの初回販売時にグラス1脚が付いてくる。
大阪会場は北区梅田のホテルモントレ大阪「パルフィ・アマリエ」で、12時から業界向け試飲会を実施。一般向け試飲会は開催しない。東京・大阪会場とも、業界向け試飲会は来場登録制となっている(当日の登録も可)。
また、今回の試飲会では、「How tech is driving sustainability in South Australia’s wine industry~テクノロジーはサステナビリティ向上への道のりをどう加速するか~」をテーマに、専門家を迎えてセミナーも開催する。オーストラリアワインの産地として知られる南オーストラリア州では、近年、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などを活用したワインづくりが行われている。セミナーでは、ワインの生産過程や流通・販売などで排出されるCO₂を低減するために、これらの技術をどのように活用してサステナビリティを推進していくのかなどについて考察していく。
セミナーは、東京・大阪とも1日に2回開催予定だ。定員は、東京が各回25人、大阪が各回35人となっている。