GUSBOURNE(ガズボーン)は2023年4月25日、プレミアム・ヴィンテージ・スパークリングワイン「51°N(フィフティワン・ディグリーズ・ノース)」のファースト・ヴィンテージを同年5月中旬に発売すると発表した。イギリス史上、最高価格のワインとして注目を集めたワインで、日本では120本限定で販売する。
ガズボーンは、「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(International Wine & Spirit Competition:IWSC)」の最優秀英国生産者賞(English Wine Producer of the Year)に3度輝いた、イギリスを代表するワイナリー。2004年の設立以来、ロンドンオリンピック公式開会レセプションや宮中晩餐会、星付きレストランなどで提供されており、ワイン評論家からも高い評価を得ている。
今回発売する「51°N」は、ワイナリーの畑が位置する「北緯51度」を表現している。これまでワインづくりでは、北緯49度が最北端とされてきたが、気候変動などの影響でイギリスでも高品質なワインが生み出されるようになっているという。
そのイギリスでつくられた「51°N」は、理想的な条件が揃った2014年の最高区画から収穫したシャルドネとピノ・ノワールをブレンドしている。純度を極限まで追求するため、優しいプレスで抽出した果汁を6年以上も澱と共に熟成させ、2015年から年に2回以上の試飲を繰り返し、およそ10年の歳月を経てついに発売が決定した。
イギリスでは既に2022年9月に販売を開始しており、2023年には世界各国で順次リリースされる。日本では、伊勢丹新宿店などの店舗やオンラインで購入が可能で、価格は4万2000円(税別)となる。