北海学園大学は2023年5月10日、同大学工学部生命工学科と八剣山ワイナリーが連携して生み出したオリジナルワイン「hguwine/2022年学園オリジナルワイン」を発売した。赤・白・スパークリングロゼの3種を提供する。
同じ札幌市に位置する八剣山ワイナリーとのワインプロジェクトは、2017年にスタート。生命工学科の知識や技術を地域社会に役立てることを目的とし、2018年度に試験醸造の「hguwine/学園オリジナルワイン」が誕生した。翌2019年には、学生が八剣山ワイナリーの圃場から単離・選抜したオリジナル酵母を使用して醸造するなど、質の高いワインづくりを進めている。
新ヴィンテージとなる「hguwine/2022年学園オリジナルワイン」は、新たに選抜した酵母HGU-154を赤ワインに使用。また、いずれのワインにも、同大学の研究で独自に選抜したワイン醸造好適酵母を使用しており、より複雑な香りと味が楽しめる。
価格は、赤・白が2420円、スパークリングロゼが2750円(税込)。八剣山キッチン&マルシェなど、札幌市内の取扱店で販売している。
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北海学園大学の2022年学園オリジナルワインが完成 — 生命工学科と八剣山ワイナリーの共同研究から誕生した赤・白・スパークリングロゼの3種類