Enjoyは2023年7月5日、西伊豆の海底で熟成させた「海底熟成ラッセンワイン」を発売した。ラベルには、マリンアートの巨匠クリスチャン・ラッセン氏のアートが採用されている。
ラッセン氏は、イルカや海の中の風景を主要なモチーフとするマリンアートの画家だ。日本でも人気が高く、西伊豆の美しい海を多くの人に知ってもらうため、今回の海底熟成ワインのプロジェクトに採用された。
「海底熟成ラッセンワイン」は3種用意しており、それぞれ異なったワインがベースとなっている。Aタイプは、フランス産の「シャトー・モン・ペラ 赤」を海底熟成させたもの。メルローをメインに複数のぶどうをブレンドしたしっかりとした味わいの赤ワインで、ラベルには正面を向いた2頭のイルカが描かれている。
イルカが水面から跳ね上がる瞬間を描いたBタイプは、イタリア産の「カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ」を熟成させたもので、力強い果実の味わいが楽しめる。包容力のあるタンニンが特徴的なフランス産の「シャトー・ラ・カルドンヌ」を熟成させたCタイプは、ラベルに夕日とイルカが描かれている。
価格はいずれも1万6000円(税込)。海底で多くの生物が付着し、自然が生み出したビジュアルアートと、西伊豆の海や海中風景を描いたラッセン氏のマリンアートを眺めながら、熟成したワインを楽しめる。
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