2023年08月

ブルゴーニュで注目のAOCからPascal Prunier Bonheurの取り扱い開始

フィラディスは2023年8月4日、フランス・ブルゴーニュのPascal Prunier Bonheur(パスカル・プルニエ・ボヌール)の取り扱いを開始した。気候変動の影響で注目を集めるAOC(Appellation d’Origine Controlee、原産地管理呼称)オーセイ・デュレス、モンテリを中心にワインづくりを行っている。

パスカル・プルニエ・ボヌールは、“オール・ナチュラル”を栽培哲学とし、化学薬品は使用せず、基本はビオロジック、ビオディナミカレンダーに従って畑作業に取り組んでいる。ブルゴーニュのオーセイ・デュレスとモンテリは、近年の気候変動で熟したぶどうが収穫できるようになり、急成長した産地だ。この2つの産地を中心にワインをつくるパスカル・プルニエ・ボヌールも、『ワイン・アドヴォケイト(Wine Advocate)』誌で「今後も注目していきたい」生産者として紹介されている。

赤ワインの「2021 Beaune 1er Cru Les Sizies(ボーヌ・プルミエ・クリュ シジ)」(1万2200円)は、きれいなバランスと素晴らしいアロマの持続性を感じさせる、長期熟成の可能性を秘めた1本。「2021 Auxey Duresses Rouge(オーセイ・デュレス・ルージュ)」(8200円)は、1966年と1976年に植えた古樹のぶどうを使用しており、熟した赤系果実とスミレのアロマ、リッチでまろやかな味わいを楽しめる。

「2021 Monthelie Rouge(モンテリ・ルージュ)」(8200円)は、チェリーやレッドカラントなどの小さな赤系果実の力強いブーケを楽しめる。「2021 Bourgogne Cote d’or Pinot Noir(ブルゴーニュ・コード・ドール・ピノ・ノワール)」(6150円)は、35hl/haと低収量の古樹のぶどうを使用。味わいはまろやかでフレッシュ、また軽やかかつ風味豊かなタンニンを特徴としている。

白ワインの「2021 Monthelie Blanc(モンテリ・ブラン)」(1万円)は、白い果実のアロマに植物的な香りが際立ち、口に含むと心地よいフィネスとアロマの持続性が感じられる。「2021 Auxey Duresses Blanc V.V.(オーセイ・デュレス・ブラン ヴィエイユ・ヴィーニュ)」(9800円)は、果実味主導のシャルドネの特徴を全て表したワイン。樹齢60年以上のぶどうを使用し、ふくよかでコクのある味わいを楽しめる(いずれも希望小売価格、税別)。

<関連リンク>
ブルゴーニュ Pascal Prunier Bonheur(パスカル・プルニエ・ボヌール)正規代理店販売を8月4日(金)開始

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。