伊藤忠食品は2023年12月6日、イタリアのスパークリングワイン「フランチャコルタ」のパイオニアとして知られるベルルッキから、リニューアルした「’61 ロゼ」を発売した。希望小売価格は8800円(税込)となる。
フランチャコルタは、完熟したぶどうを使用し、シャンパーニュよりも長い18カ月以上の熟成を経て提供される。フルーティーで柔らかな味わいが特徴で、シャンパーニュに引けを取らないスパークリングワインだ。
1961年に、イタリアのロンバルディア州フランチャコルタで初めて瓶内二次発酵によりスパークリングワインを醸造したのが、醸造家のフランコ・ジリアーニ氏と貴族のグイド・ベルルッキ氏だったという。2022年には、イタリアのワインガイド誌『ガンベロロッソ(Gambero Rosso)』の年間最優秀ワイナリーに選出されている。
新しくなった「‘61ロゼ」は、残糖度を8.0g/Lから6.5g/Lに減らすことで、よりドライで辛口に仕上げた。また、ぶどうの割合をピノ・ネロ60%、シャルドネ40%からピノ・ネロ70%、シャルドネ30%に変更。フルボディに近い、しっかりとした味わいに生まれ変わっている。
醸造の工程でピノ・ネロの果皮を入れたままマセラシオンしており、新鮮なぶどうの香りを特徴とする。洗練されたエレガンスさと中程度の補糖により、優れた酸味とのバランスが取れた味わいを楽しめる。
また、ラベルの素材をプラスチックから紙へと変更。マットな質感にすることで、よりエレガントな印象になっている。
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より辛口フルボディでエレガントな味わいにリニューアル! ベルルッキ「’61ロゼ」 2023年12月6日 取り扱い開始