北海道十勝総合振興局は2024年4月、十勝産ワインとワイン観光を紹介するリーフレット「十勝ワインMAP」「北海道・十勝ワインルート」を発行した。管内の8つのワイナリーを網羅したマップと、ワイナリー巡りのモデルコースで、どちらも同振興局のWebサイトからダウンロードできる。
北海道の南東部に位置し、19の市町村からなる十勝エリア。農業や畜産業などの第一次産業や食品生産が盛んで、日本でもトップクラスの農業生産量を誇ることから、“日本の食糧基地”とも呼ばれる。十勝のワインづくりは、1963年に池田町ブドウ・ブドウ酒研究会が果実酒類試験製造免許を取得したことからスタートした。
今回発行した「十勝ワインMAP~食と空間とワインのコラボ~とかちを満喫ワインマップ」では、十勝のワインづくりの歴史から独自品種「山幸」、各ワイナリーまで、まとめて紹介している。これ1枚で、十勝ワインの魅力を概観することができる。
「北海道・十勝ワインルート~十勝で楽しむワインと食の旅 おすすめ3コース~」では、十勝のワイナリーを巡るモデルコースを提案している。「公共機関で巡る日帰りコース」「車でワイナリーをゆったり巡る1泊2日コース」「十勝のテロワールを感じる2泊3日コース」の3つがあり、初めて十勝を訪れる人でも日程や目的に合わせたルートで観光できる。