エノテカは2024年9月24日、ニュージーランドのプロフェッツ・ロックとドライ・リヴァーの取り扱いを開始した。正規代理店として、計10種のワインを提供する。
プロフェッツ・ロックは、1999年にセントラル・オタゴで設立されたワイナリー。セントラル・オタゴは、冷涼な半大陸性気候で昼夜の温度差が大きく、ピノ・ノワールやシャルドネの栽培に適している。ぶどうの房周辺の葉を取り除き、十分な日光を与えるキャノピーマネジメントや肥料を使わない栽培方法を採用しており、野生酵母を用いて色素やタンニンの抽出を抑えた繊細な醸造方法で、この土地特有の味わいを表現している。
エレガントなスタイルを特徴とした、7種のワインを提供する。そのうち「ホーム・ヴィンヤード ピノ・ノワール」は、自社畑のぶどうからつくるフラッグシップ・キュヴェで、シルキーなタンニンとフレッシュさを備えている。2022ヴィンテージは、「ワイン・アドヴォケイト(Wine Advocate)」で94+点、「ジェームス・サックリング・ドット・コム(James Suckling.Com)」で97点という高評価を獲得している。
ドライ・リヴァーは、マーティンボロで1979年に創業したワイナリーだ。“美しく熟成するユニークで高品質なワイン”をモットーに、きめ細かいぶどう栽培でテロワールの特性を引き出している。野生酵母を使用し、ヴィンテージによっては全房発酵を採用するなど、自然な方法で醸造している。
年間生産本数が約1万3000本と少なく、“ニュージーランドのカルト”とも言われるが、今回は3種を提供。フラッグシップ・キュヴェの「ピノ・ノワール」は、3つの区画のぶどうを使用し、花や果物などさまざまな要素が重なり合う複雑なスタイルのワインとなる。2022ヴィンテージは、「ワイン・アドヴォケイト」で94+点を獲得している。
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