CAMPARI JAPANは2024年5月15日、シャンパーニュ・ラリエの「リフレクション」シリーズの第10弾として、「シャンパーニュ・ラリエ R.020」を発売すると発表した。セラーマスターのドミニク・ドゥマルヴィル氏が初めてブレンドしたキュヴェとなる。
「リフレクション」は、マルチヴィンテージながら、ぶどうの品質が十分に備わっていない年にはリリースしないという、シャンパーニュ・ラリエを象徴するシリーズだ。2014年の「R.010」から今回で10弾目となり、2021年にセラーマスターに就任したドゥマルヴィル氏が初めてブレンドしたキュヴェでもある。同シリーズとしては珍しく、ピノ・ノワールよりもシャルドネの比率が上回るセパージュとなった。
乾燥して好天に恵まれた2020年のぶどうを81%使用し、花のアロマとシャルドネ由来のフレッシュなかんきつ系の香りを特徴としている。口に含むと清涼感があふれ、骨格のあるバランスの取れた深みがピノ・ノワールの力強さを表現している。ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュの最低熟成期間は15カ月だが、30カ月以上の熟成を経ており、ピュア、フレッシュ、深み、凝縮感という4つの要素をバランスよく表現した、芳醇でエレガントな1本に仕上がっている。
同シリーズの新たな幕開けとして位置付けられており、ボトルも高級感のあるデザインに刷新。また、アイ村でシャルドネを栽培するメゾンのエステート区画「ロリドン」からインスピレーションを得たぶどうの葉が、ラベル全体に浮き彫りにされ、ブランドのビジョンと個性を表現している。
ドザージュは7g/Lと低めで、アルコール度数は12.5%。希望小売価格は9680円(税込)となる。
<関連リンク>
シャンパーニュメゾン、「シャンパーニュ・ラリエ」セラーマスター ドミニク・ドゥマルヴィルがブレンドした初めてのリフレクションシリーズ「R.020」を発売