エスタリコ・ジャパンは2024年5月16日、日本未上陸の最上級カバ(カヴァ)を共同購入する新プロジェクトを発表した。入手困難な20年熟成のカバ「Can Sala 2004」を、希望者を募ってワイナリーから購入する。
「Can Sala」は、スペインでたった10銘柄しか認められていない、カバの最上級格付け「カヴァ・デ・パラへ・カリフィカード」の認定を受けた1本だ。世界最大規模のスパークリングワインの生産者として知られるフレシネの創業家フェレール家が営む、ファミリア フェレールが手がけている。入手困難な最上級のカバであり、さらにファミリア フェレールの中でも最も長い20年という熟成期間を経た2004ヴィンテージとなっている。
購入希望者は指定フォームから申し込み、最低仕入れロット100本に達した段階で、エスタリコ・ジャパンがワイナリーに発注する。発注を受けたワイナリーは、そこから手作業でデゴルジュマン(澱抜き)をし、航空便で日本に発送。ワイナリーで出荷された品質を、そのまま届けることができる。
1本ずつ木箱に詰められ、送料を含めた価格は3万円(税込)となる。100本の注文が集まった時点で半分の1万5000円を、カバが日本へ到着して通関が完了した後、残金を支払う。購入者へ発送するまでの間は、専用の定温倉庫で保管する。