JFLAホールディングスは2024年6月4日、フランス・ブルゴーニュのドメーヌ・シャンソンが新たに取得したコート・シャロネーズのファーストヴィンテージを発売すると発表した。同年8月ごろより、6種のワインの出荷を開始する。
ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌに拠点を構えるドメーヌ・シャンソンは、1750年設立の歴史あるワイナリー。コート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ(一級畑)をけん引する生産者だが、新たにコート・シャロネーズに45haの区画を取得。銘醸地として知られるメルキュレイでも最高峰と名高いクロ・レヴェックを含む、コート・シャロネーズの区画が加わり、それぞれのテロワールを生かしたワインを生み出すつくり手として新たなスタートを切った。
コート・シャロネーズのファーストヴィンテージとなるのは、白ワインの「Rully(リュリー)」「Mercurey Blanc(メルキュレイ ブラン)」(各6800円)、「Mercurey 1er Cru Les Champs Martin(メルキュレイ プルミエ・クリュ レ・シャン・マルタン)」(8800円)と、赤ワインの「Mercurey Rouge(メルキュレイ ルージュ)」(6800円)、「Mercurey 1er Cru Rouge(メルキュレイ プルミエ・クリュ ルージュ)」(7800円)、「Mercurey 1er Cru le Clos l’Evèque(メルキュレイ プルミエ・クリュ ル・クロ・レヴェック)」(8800円)となる(価格は全て税込)。
中でも「Mercurey 1er Cru le Clos l’Evèque」は、16世紀にシャロンの司教が賓客をもてなすために提供していたという、特別な区画クロ・レヴェックのワインだ。「Mercurey 1er Cru Les Champs Martin」は、AOCメルキュレイで最も優美なプルミエ・クリュ(1級)の白ワインで、蜂蜜を思わせるリッチな味わいを楽しめる。
また、新たな幕開けに際し、ブランドロゴと全てのワインのラベルデザインを一新。何世紀にもわたって受け継がれてきたドメーヌの紋章を現代的に、さらにテロワールに光を当てたデザインへと生まれ変わる。デザインを刷新したワインは、 JFLAホールディングスの子会社アルカンより、同年8月ごろから順次切り替えて販売する。
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