2024年07月

「エヌ・ワイ・ブイ余市ピノ・ノワール・スパークリング2021」、北海道で数量限定販売

アサヒビールは2024年6月25日、北海道余市町にある自社畑のぶどうを使った日本ワイン「エヌ・ワイ・ブイ余市ピノ・ノワール・スパークリング2021」を発売した。数量限定となっており、北海道のみで販売する。

同社は2017年に、ニッカ余市ヴィンヤードを通じて、余市町に6haのぶどう用農地を取得。この自社畑で、日本ワイン用のぶどうを栽培してきた。2018年にはNIKI Hillsヴィレッジで醸造試験を開始し、2023年に「エヌ・ワイ・ブイ余市ケルナー 2022」をリリースしている。

今回発売した「エヌ・ワイ・ブイ余市ピノ・ノワール・スパークリング2021」は、その自社畑のぶどうのみを使ったスパークリングワインで、瓶内二次発酵による繊細で細やかな泡立ちを特徴とする。プラムなどの赤い果実やレモンなどのかんきつ系の果実にトースト香が折り重なり、柔らかな酸と心地よい苦みを持つ重厚感のある味わいを楽しめる。

シリーズ名の「エヌ・ワイ・ブイ」は、コンセプトに掲げた“まだ世にないワインの可能性を、余市から=Next Yoichi Value”の頭文字を取ったものだ。ラベルは余市の雪を表現する白をベースとし、豪雪に耐えるためにぶどうの樹を斜めに植樹する栽培方法を“/”で表現している。

参考小売価格は1本7700円(税込)。2100本限定で販売する。

<関連リンク>
北海道余市町のワイン自社畑のぶどうを100%使用した日本ワイン

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。