山梨県ワイン酒造組合は2024年11月3日、山梨県産ワインの新酒を楽しむ「山梨ヌーボーまつり」を開催する。会場は港区の芝公園で、山梨県内のワイナリー36社が一堂に会し、新酒を提供する。
山梨ヌーボーは、山梨県内で収穫したぶどうを使ってつくる新酒ワインだ。イベントが開催される11月3日は、山梨ヌーボーの解禁日に定められている。1300年のぶどう栽培の歴史を有する山梨では、ワイン用にさまざまなぶどう品種が栽培されており、その中でも日本固有のぶどう品種である甲州とマスカット・ベーリーAで醸造した新酒ワインが「山梨ヌーボー」とされる。
今回のイベントでは、山梨県内のワイナリー36社60銘柄以上の新酒ワインを試飲、購入できる。例えば1937年創業の勝沼醸造からは、「ジャパンヌーヴォー 白 2024」「同 赤 2024」を提供。同じ勝沼地区の白百合醸造は、「甲州2024」「マスカット・ベーリーA2024」を出展する。
“日本を世界の銘醸地に”をビジョンに掲げるシャトー・メルシャンからは、「シャトー・メルシャン 日本の新酒 山梨県産甲州2024」「同 山梨県産マスカット・ベーリーA2024」を提供。登録有形文化財の旧地下発酵槽を有するルミエールは、個性的なデザインの「新酒 アートラベル 甲州 2024」「同 マスカットベイリーA 2024」を販売する。他にも、一足先にリリースされたデラウエアなど、さまざまな新酒ワインの試飲・販売を予定している。
ワイングラスと試飲チケット20枚がセットになった「有料試飲チケット」は、前売りが3000円で、イープラス、 Tabi-CONNECTで購入できる。当日は3500円。
なお同イベントは、2024年11月17日に山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園でも開催される。山梨会場の「有料試飲チケット」は、2500円での販売となっている。
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山梨ヌーボーまつり