2025年03月

教皇に献上される“神の蜜”ワイン「ニッタルディ ネクター デイ」など3種を発売

   

イズミセは2025年1月22日、イタリアのワイナリー、ニッタルディ(Nittardi)のワインの取り扱いを開始した。「ネクター デイ 2020」など、赤ワイン3種を販売する。

ニッタルディはイタリア・トスカーナ州のシエナとフィレンツェの境に位置しており、12世紀に要塞(ようさい)として建設された歴史を持つ名門ワイナリーだ。16世紀には芸術家のミケランジェロが所有者となり、このころには教皇へワインの献上が始まったとされている。この伝統は今日まで続いており、毎年、“神の蜜”という意味の名前を持つワイン「ネクター デイ」を教皇に献上している。

「ネクター デイ 2020」は、熟れた黒い果実とスパイスの香りが感じられる奥深い辛口の味わいで、調和の取れた飲み口が楽しめる。「アド アストラ 2021」は、ベリーやチェリー、プラム、甘草などの風味が感じられ、複雑でありながら軽やかな味わいに仕上がっている。「カサヌオーヴァ ディ ニッタルディ キャンティ クラシコ 2021」は、サンジョヴェーゼのみでつくられており、芸術家ミケランジェロを称えてアーティストの作品をラベルに採用している。

左から「ネクター デイ 2020」、「アド アストラ 2021」、「カサヌオーヴァ ディ ニッタルディ キャンティ クラシコ 2021」

ニッタルディのワイン3種は、イズミセが運営する業務用ワイン仕入れサイト「WINEPRO(ワインプロ)」にて取り扱い中だ。


<関連リンク>
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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。