エノテカは2024年11月19日、シャンパーニュの代わりとなる高品質なスパークリングワインを「ビヨンド・シャンパーニュ」として提案し、店頭やオンライン特設サイトで訴求していくと発表した。
スパークリングワインの最高峰といえばシャンパーニュだが、今日ではその品質を超えるスパークリングもつくられている。エノテカでは、シャンパーニュと肩を並べる高品質なスパークリングワインを「ビヨンド・シャンパーニュ」としてリストアップ。選定基準は、“その土地の個性を持っている”“瓶内二次発酵によるきめ細かな泡を持っている”“最低15カ月以上長期瓶内熟成によるうま味と風味(がある)”という3つで、これらを満たしたワインの中から、さらに社内試飲や比較をして厳選している。
現在は、9つの銘柄を「ビヨンド・シャンパーニュ」として認定している。最も安いものは3000円台、高いものでも6000円台と、どれも手に取りやすい価格だ。
例えば3300円(税込)の「モンテス・スパークリング・エンジェル・ブリュット」は、チリ産のスパークリングワインとなる。3年間にわたる長期熟成を経た味わいは、シャンパーニュと同じように力強く、クリーミーな泡を楽しめる。
イタリア産の「フランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュット」は、最低でも4年という長い熟成期間を設け、こだわりを持ってつくられている。きめ細かい泡や果実味が満喫できる高品質なスパークリングワインだが、6600円(税込)とシャンパーニュに比べると手頃に楽しめる。
エノテカの特設サイトでは、ワインジャーナリストの山本昭彦氏のコメントと共に、9つの銘柄の「ビヨンド・シャンパーニュ」を紹介している。同サイトから直接購入することも可能だ。