2025年6月, ニュース

日本固有ぶどう品種「富士の夢」を100%使用、シャトージュンの赤ワイン「ROUGE 2023」がDWWA2025で銀賞受賞

   

Chateau Jun(シャトージュン)の手掛けた赤ワイン「ROUGE 2023」が、世界的なワイン専門誌「Decanter」主催の国際ワインコンテスト「Decanter World Wine Awards 2025」において銀賞を受賞した。同ワイナリーを運営する株式会社ジュンが2025年6月20日に発表した。

ROUGE 2023は、メルローと交配させた日本固有品種「富士の夢」を100%使用したフルボディの赤ワイン。アルコール分は12%、内容量は750ml。濃い色調と高い糖度は山ぶどうから、滑らかなタンニンとドライフルーツのニュアンスはメルローから受け継いだ。現在も十分に飲みごろだが、もう3~5年寝かせるとさらに味わい深くなると期待できる。

Decanterからは、「杉のような香りに、豊潤な夏のベリー、チェリーの皮、プラム、そして針葉樹を思わせるスパイシーな香りが重なります。クリーミーな口当たりと、上品なタンニンが特徴です」と評された。

Chateau Junは、山梨県甲州市勝沼町に位置する1979年創業のワイナリーだ。自社畑と契約農家で栽培したぶどうを使用し、数々のワインコンクールで入賞した実績がある。看板ワインである「甲州」は、2019年の「G20大阪サミット」の首脳夕食会で白ワインの代表として提供された。

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