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カリフォルニアワイン協会（CWI）は2019年3月14日、プロ向け試飲会「カリフォルニアワイン スプリング・テイスティング2019」をホテル雅叙園東京（東京都目黒区）で開催した。インポーター43社が参加して出品された600種類以上ものワインの中から、注目すべき逸品をご紹介する。
ワイナリーの紹介
ナカムラ・セラーズ
生産地：カリフォルニア州ソノマ・コーストなど
特徴：日本人醸造家、中村倫久氏が所有するワイナリー。中村氏はアメリカでワインづくりを学び、ナパ・ワイン・カンパニー、アーテッサ・ワイナリー、ジェイムソン・ランチでワインづくりに従事。その後、自身のブランド「ノリア」を立ち上げた。2010年に初ヴィンテージをリリースし、繊細で優しい和食にも合うワインを目指して、日々研究を続けている。
おすすめワイン
ノリア シャルドネ サンジャコモ・ヴィンヤード
ぶどう品種：シャルドネ
特徴：純米吟醸酒をイメージしてつくられた、辛口の白ワイン。柔軟で厚みのある口当たり、複雑性などがリンクする。洋ナシやライムのような香りが心地よく、味わいは繊細。複雑さと深みのあるワイン。
参考価格：4900円
ノリア ピノ・ノワール サンジャコモ・ヴィンヤード
ぶどう品種：ピノ・ノワール
特徴：四季折々のさまざまな料理に合わせるため、透明性、繊細さ、みずみずしさのある赤ワインをイメージした。赤果実や黒果実の香りに、黒こしょう、杉などのニュアンスが混ざる。フレッシュな果実味と心地よいタンニン、ボディの複雑さのバランスが良好。
参考価格：5800円
ノリア ピノ・ノワール マイケル・ヴァレンタイン・ヴィンヤード フリーストーン
ぶどう品種：ピノ・ノワール
特徴：フリーストーン地区は、カリフォルニア北部でも特に冷涼な地域で、柔軟な酸を持つピノ・ノワールが育つ。そのピノ・ノワールの華麗さを見事に引き出したワイン。赤果実や花びらのような香り、華やかさ、そしてシルキーな口当たりが三位一体となって、エレガントさを演出する。
参考価格：7500円
