2019年4月17日〜19日、東京ビッグサイトにて開催された「第10回ワイン&グルメジャパン」。高級食品や食材、ワイン、酒類などを商材に、出展者と来場者のマッチング機会を提供している展示会だ。
入り口から入ってすぐの場所では、昨年から大きなブームとなっているジョージア・ワインの特設エリアが開設され、オレンジワインにとどまらない、幅広い魅力的なワインが紹介されていた。
その中からオススメのワインを選んでいただいたので、ご紹介したい。今回は、アルカンが輸入するシャトー・ムクラニだ。
アルカン
コレクション・シークレット ホワイトドライ
生産地:ジョージア・カルトゥリ
品種:ルカツィテリ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、あとは秘密
特徴:カルトゥリ地方で1878年より醸造を続けるワイナリー。ソビエト連邦時代にはシャトーが荒廃しかけたこともあったが、2002年、現代的な技術と伝統手法の両方を生かし、国際市場で評価されるブランドを築くことを目標に企業家たちが集結。シャトー・ムクラニの再建に乗り出した。こちらの「シークレットコレクション」は、ぶどう品種の詳細を明かさないワイン。黄金色の外観、パイナップルや花の香りが心地よい。サーモンや鶏肉と好相性だ。
シャトー・ムクラニ レゼルブ・ロワイヤル・ホワイト
生産地:ジョージア・カルトゥリ
品種:ゴルリ・ムツヴァネ
特徴:ジョージア国内でも希少な品種を使用。エキゾチックな果実の香りに、樽香がほんのり。味わいはほどよくボリューム感があり、エレガントさが心地よい。サラダや軽めのクリームソースに合いそうだ。
チャチャ(ぶどうの蒸留酒)
生産地:ジョージア・カルトゥリ
品種:ゴルリ・ムツヴァネ、ルカツィテリ、サペラヴィなど
特徴:こちらはジョージアのスピリッツ(アルコール度数43度)。イタリアの蒸留酒グラッパのような華やかな味わいだ。食後酒として飲まれることの多いチャチャは、スキーの後などにちびちびと飲んで、体を温めるような飲み方もするとのこと。カクテルのベースにも使われる。