コラム

自然派ワインの新潮流を探して、BMO ~ ワイン&グルメジャパンのおすすめワイン

東京ビッグサイトにて行われた「第10回ワイン&グルメジャパン」。高級食品や食材、ワイン、酒類などをテーマに、出展者と来場者のマッチング機会を提供している。

会場内では多くのワインインポーターがブースを構え、定番ワインのほか、現代のトレンドに合うワインも紹介。熱心に見回る来場者との商談も盛んに行われていたようだ。
今回は、自然派ワインをメインに扱うBMOのブースで、昨今のトレンドをふまえいくつかのワインをご紹介いただいた。

BMO

マス・オリベル カヴァ・ブリュット・レゼルヴァ NV

生産地:スペイン・カタルーニャ
品種:マカベオ、パレリャーダ、チャレロ
特徴:さわやかだが味わいのしっかりとしたカヴァ。大手スーパーに並ぶ有名銘柄が数十万本のカヴァを量産するのに対し、マス・オリベル社は2万本のみの醸造。ぶどうの質に徹底的にこだわり、シャンパーニュを上回る30ヶ月の熟成期間を設ける。カヴァのイメージが一変するカヴァ。
参考価格:2,400円

マリア・ボルトロッティ エリージョ・ビアンコ

生産地:イタリア・エミリアロマーニャ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
特徴:エミリア・ロマーニャ州で作られるオレンジワイン。ソーヴィニヨン・ブランだが何百年も前から根付いている土着のソーヴィニヨン・ブランのため、味わいは全く異なる。土の香りを感じるナチュラルさ、マスカットのようなトロピカル感が感じられる。
参考価格:2,700円

フォリアス・デ・バコ ウィヴォ・レネガード

生産地:ポルトガル・ドウロ
品種:ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、ゴウヴェイオ、マルヴァジアなど25品種
特徴:ポルトガルの赤ワインというと、しっかりしたボディ、濃いめの味わいというイメージだが、そのイメージを完全に覆す軽やかな赤。ロゼではないが限りなくロゼに近く、重めな赤よりはるかに飲みやすい。果実味たっぷり、うまみもたっぷり、米料理にも合わせられるほど優しい、新しいタイプの赤ワイン。
参考価格:2,900円

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About the author /  Yayoi Ozawa
Yayoi Ozawa

フランス料理店経営ののち、ワインとグルメ、音楽を専門とするライターへ転身