コラム

ナパ在住のソムリエが語る、カリフォルニアワインの産地と生産者 ~ ギルドソム「カリフォルニアワインセミナー」

   

2019年7月2日、アメリカの非営利団体「ギルドソム」が、カリフォルニアワインセミナーを開催した。ギルドソムは、ワインに関する教育を中心に活動するソムリエなどのワインのプロによる団体だ。

講義を担当したのは、ソムリエであり、同団体シニアスタッフライターのケリー・ホワイト氏。通訳なしの英語による3時間の講義だったが、会場は満席となった。受講生には国際大会で優勝経験もある有名ソムリエの姿もあり、注目度の高さがうかがえた。

セミナーでは、カリフォルニアのワイン産地や、日本でも購入できる12本のワインとそのつくり手について紹介された。

産地:カリフォルニア(California)

アメリカのワイン法では、原料のぶどうがどのくらい含まれているかで、産地名の表記に基準が定められている。「畑」を表記するには95%以上、「A.V.A.(American Viticultural Areas:アメリカ政府承認ぶどう栽培地域)」を表記するには85%以上、その土地のぶどうを使用している必要がある。

州名はその土地のぶどうが75%以上含まれていれば表記は可能だが、カリフォルニア州については独自で厳しい基準を設けている。カリフォルニア州の表示が許されるのは、100%カリフォルニア産のぶどうを使用したワインのみとなる。

マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤード

カリフォルニアワインについて出る不満といえば、“価格の高さ”だ。10ドル払えば、世界中で良いワインが手に入るが、土地代の高いカリフォルニアでつくられるワインでは難しい。さらに、カリフォルニアのほとんどのワインメーカーが初代で、スタートアップにお金がかかっているからだ。

しかし、カリフォルニアにも、安くておいしいワインをつくる生産者がいる。それが、マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤードだ。

大手ワイナリーのヴィンヤード・コンサルタントとして活躍してきたスティーブ・マサイアソンが、妻のジル・マサイアソンと2003年に設立。ITで稼いだお金でワインをつくるようなメーカーではなく、畑を知り尽くした農家によるワイナリーというのが特徴だ。ナパ・ヴァレーではあまり一般的ではない品種の栽培にチャレンジしている。

マサイアソン タンデュ ヴェルメンティーノ カリフォルニア 2016(Matthiasson Tendu Vermentino California, 2016)

1L瓶に詰められ、ワインでは珍しく、ビンビールのふたのように王冠で栓がされている。カリフォルニアでも地価の高いナパ・ヴァレーのワイナリーでありながら、現地では20ドル程度で購入できる手頃なワインだ。

新樽はあまり用いず、天然酵母を使い、酸化防止のために使用される亜硫酸(SO2)を抑えたワインづくりをしている。ただ安いだけではない。こだわりを持ってつくられた、おいしいワインだ。

品種:ヴェルメンティーノ90%、フレンチ・コロンバード10%
アルコール度数:10.3%
参考価格:3350円

産地:サンタバーバラ(Santa Barbara)

今回取り上げたエリアの中で最も南にあるサンタバーバラは、1780年代からスペインの修道士たちによってワインづくりが始められた地域だ。他のカリフォルニアの地域と同様に、禁酒法の影響を大きく受け、廃止後は1960~1970年代にかけて復興した。

サンタ・イネス山脈とサンラファエルの山々が渓谷を織り成し、多様な気候を生み出している。生産されるぶどう品種も、シャルドネやピノ・ノワールといった冷涼な気候に合ったものからボルドー品種まで幅広い。

2004年には、サンタバーバラを舞台に、2人の中年男がワイナリーを巡る映画『サイドウェイ』が公開され、消費者と生産者の双方に大きな影響を与えた。映画が公開される前はメルローが人気だったが、公開後は多くの人がピノ・ノワールを飲むようになり、生産者もピノ・ノワールをつくるようになった。

ザ・ヒルト

「スクリーミング・イーグル」の姉妹ワイナリーとして2004年に設立された。「ヴァンガード」「オールドガード」の2種類のシャルドネを手掛けている。

「オールドガード」は、比較的温暖なエリアで栽培されたシャルドネを使用。熟成には新樽を使用せず、酸味をまろやかにするマロラクティック発酵(MLF)もほとんど行わないことで、果実のリッチさを生かしている。

この他、サンタ・リタ・ヒルズA.V.A.内の「Rancho Salsipuedes」の畑のうち、「ヴァンガード」「オールドガード」で使用しない区画でつくられたのが、こちらのワインだ。

ザ・ヒルト シャルドネ サンタ・バーバラ・カウンティ 2015(The Hilt Chardonnay Santa Barbara County, 2015)

冷涼なエリアで栽培されたシャルドネを使用し、90%に新樽を使用して11カ月間熟成し、40%にMLFを行うことで、リッチな味わいを生み出している。

エレガントさとパワフルさを兼ね備えた1本。「ワールドクラスのシャルドネがサンタバーバラで生産されていることを証明するワイン」と、ケリーさんはこのワインを表現する。

品種:シャルドネ100%
アルコール度数:13.6%
参考価格:7500円

ストームワインズ

南アフリカ出身のアーネスト・ストームとハネス・ストームの兄弟が2006年に設立したワイナリー。アーネストがカリフォルニアでワインづくりを始めた数年後、ハネスが南アフリカでワイナリーをスタートさせている。

南アフリカとカリフォルニアの融合とも言えるワインがこちらだ。

■ストーム ピノ・ノワール・サンタ・バーバラ 2014
(Storm Santa Barbara Pinot Noir, 2014)

カリフォルニアでは珍しい、重めのピノ・ノワール。20%にフレンチオークの新樽を使用し、11カ月間熟成させている。美しさが感じられる味わいだ。

品種:ピノ・ノワール
アルコール度数:13%
参考価格:6800円

産地:パソ・ロブレス(Paso Robles)

1790年代からワインづくりが始まった歴史ある生産地だが、禁酒法廃止後の復活は1980年代と時間がかかった。2007年にジャスティン・スミスの「サクサム」が、ワインを評価するパーカーポイントで100点を取ると、ローヌ系品種の生産地としての評価が上がり、投資家たちからも注目を集める土地となった。2000年には50ほどだったワイナリーの数が、現在では200にまで成長している。2014年に分割されたが、それまでは最も大きなA.V.A.だった。

生産されるぶどうの80%が赤ワイン品種で、全体の55%がボルドー品種だ。禁酒法以前からジンファンデルの生産地でもあり、1980年代になると、“カリフォルニアワインの父”と呼ばれるアンドレ・チェリチェフがカベルネ・ソーヴィニヨンを広めた。

パソ・ロブレスの赤ワインは、色が濃くてアルコール度数が高く、酸度が高いのが特徴だ。カリフォルニア州には珍しい石灰岩を含む土壌が、ぶどうの酸度を高めている。

タブラス・クリーク・ヴィンヤード

パソ・ロブレスを語るのに欠かせないワイナリーの1つ。フランスの名門「シャトー・ド・ボーカステル」を所有するペラン家が、アメリカのハース家と共に1989年に設立。丘陵に富んで石灰岩を含むという、南ローヌ地方に似た土地を求めてパソ・ロブレスにたどり着いたという。

シャトー・ド・ボーカステルがあるフランスのシャトーヌフ・デュ・パプ地方とカリフォルニアは、温度が高くて乾燥しており、雨量が少ないという共通点がある。そのため、カリフォルニアでシャトーヌフ・デュ・パプのスタイルのワインづくりを目指している。

タブラス・クリーク・ヴィンヤードでは、育てたローヌ系品種の苗木を他のワイナリーに販売している。ローヌ系品種のアメリカワインは、タブラス・クリーク・ヴィンヤードにルーツを持っている確率が高い。

タブラス・クリーク・ヴィンヤード コート・ド・タブラス・ルージュ 2013(Tablas Creek Cotes de Tablas Rouge, 2013)

品種:グルナッシュ55%、シラー30%、クノワーズ10%、ムールヴェードル5%
アルコール度数:14.5%
参考価格:5800円

産地:サンタ・クルーズ・マウンテンズ(Santa Cruz Mountains)

サンタ・クルーズ郡は、サンフランシスコの南部と隣接し、シリコンバレーに程近い。レッドウッドの森の間に標高が高いぶどう畑が点在する美しいエリアだが、ぶどう畑は600haとそれほど広くはない。道が狭く、大きなトラクターが入れないなど、農業には厳しい土地だ。

ピノ・ノワール、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンが知られている。中でも、海に近く標高の高い西側の地域は冷涼な気候で、ピノ・ノワール、シャルドネが栽培されている。

サンタ・クルーズ・マウンテンズにはサンアンドレアス断層が走っており、西側が太平洋プレート、東側が北アメリカプレートと東西で大きく環境が異なっている。

リッジ・ヴィンヤーズ

1885年から続くワイナリー。1964年にサンタ・クルーズ・マウンテンに本拠を移す。1969年には、高名なワインメーカーのポール・ドレイパーが参加している。

1960年代から、ラベルにぶどう畑を記載している。どこで栽培したぶどうなのかを重視したワインづくりを始めたという点で、カリフォルニアワインの歴史を語る上で重要なワイナリーだ。

カベルネ・ソーヴィニヨンの他に、ジンファンデルを使用したワインづくりを得意としている。フレンチオーク樽を使うワイナリーが多い中、アメリカンオーク樽を多用しているのも特徴だ。

リッジ・カリフォルニア・モンテベロ 2007(Ridge California Monte Bello, 2007

インパクトや強さ、そしてぶどうの成熟が感じられるワイン。アメリカンオークの新樽を96%、フレンチオークの新樽を4%使用して、18カ月熟成させている。

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン79%、メルロー10%、プティ・ヴェルド9%、カベルネ・フラン2%
アルコール度数:13.1%
参考価格:3万4560円

産地:シエネガ・ヴァレー(Cienaga Valley)

サン・ベニート・カウンティ郡にある、人里離れたエリア。ピノ・ノワールで知られる「カレラ」のジュシュ・ジェンセンが、ブルゴーニュのような石灰岩の土壌を探してたどり着いた場所だ。石灰岩の土壌がワインの酸度を高めてくれる。

ガヴィラン山脈の一部にあり、ぶどう畑は高地につくられている。サンアンドレアス断層が複雑な土壌と地形を生んでいるエリアだ。

エデンリフト

1849年に設立されたエデンリフトは、人里離れた場所にあることから、禁酒法時代にも宗教用ワインの製造を続けていた。カリフォルニアで途切れることなくワインをつくり続けている、最も古いワイナリーの1つだ。ブランドとして、ピノ・ノワールとシャルドネにこだわっている。

エデン リフト シャルドネ エステート 2016(Eden Rift Chardonnay Estate, 2016)

天然酵母と培養酵母の両方を使用し、バレルで発酵させる。フレンチオークの新樽の使用を18%に抑え、週に1度のバトナージュ(撹拌)を行いながら、14カ月間熟成させている。全てに酸味をまろやかにするマロラクティック発酵(MLF)を行っているが、それでも十分な酸味が感じられるワインだ。

品種:シャルドネ100%
アルコール度数:14.2% 
参考価格:7000円

産地:シエラ・フットヒルズ(Sierra Foothills)

ノース・ユバA.V.Aやエル・ドラードA.V.A.を含む広大なリージョン。ゴールドラッシュ時代には、多くのジンファンデルが植えられ、ワインづくりが盛んだった。サンフランシスコや都市から遠いこともあり、禁酒法から立ち直ったのは1970年代のことだ。

スキーリゾートで有名なタホ湖があり、気候も変化に富んでいるが、日中は暑く乾燥している。ぶどうの成熟に時間がかかることが良いワイン用ぶどうをつくる条件でもあるが、カリフォルニアで最も暑い午後3~4時頃に日陰になる場所であれば、この条件をクリアできる。シエラ山脈の山肌のぶどう栽培に適した場所で、ワインづくりが行われている。

アルノー・ロバーツ

エル・ドラードA.V.Aにあるワイナリー。2001年にワインメーカーのダンカン・アルノーが、幼なじみのネイサン・ロバーツと共に設立した。ロバーツは父の代からの樽職人。ワイナリーで使用している樽を自社でつくるワイナリーは、世界的にも珍しい。

アルノー・ロバーツ ガメイ・ノワール・エル・ドラド 2017(Arnot-Roberts El Dorado Gamay, 2017)

フランスのボージョレで有名なガメイ種を使用。標高が高い場所での栽培に向くぶどう品種であり、カリフォルニア州で最も高地にあるぶどう畑Witters Barsotti(海抜1110m)で栽培したものを使用している。

ボージョレワインで使用する、カーボニック・マセレーション(マセラシオン・カルボニック)という方法で醸造。旧樽とスチールで熟成させている。

品種:ガメイ100%
アルコール度数:12.5% 
参考価格:4900円

産地:ソノマ(Sonoma)

ソノマ郡の約6%に当たる2万3600haでぶどうを栽培。ぶどう畑のオーナー数は1800を超える。80%が40ha以下、40%が8ha以下で、小規模な家族経営のところが多い。

4~11月は雨が降らず、シャルドネやピノ・ノワールなどの冷涼な気候に適した品種と、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの温暖な気候に適した品種の両方がつくられている。

2017年時点でワイナリーの92%が、持続可能なワインづくりである「サステナブル」を実現し、72%が認定を受けている。さらに2019年までに、100%のサステナブルの実現を目指している。

フェイラ・ワインズ

フォート・ロス-シーヴューA.V.A.は、海の影響を受ける冷涼なエリア。フェイラ・ワインズは、1998年にターリー・セラーズのワインメーカーだったエーレン・ジョーダンが設立したワイナリーだ。カリフォルニアにおけるジンファンデルとシラーの革命児と呼ばれる人物で、フォート・ロス-シーヴューではシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーを栽培している。最近ではオレゴン州にも進出した。

フェイラ シラー エステート ヴィンヤード フォート・ロス-シーヴュー 2013(Failla Fort Ross Seaview Estate Syrah, 2013)

きれいな酸が感じられる、フランスの北ローヌ地方のスタイルを感じるシラー。オーガニック農法で育ったぶどうを使用し、天然酵母で発酵。フレンチオークの新樽を25%、旧樽を75%用いて11カ月間熟成させている。

品種:シラー100%
アルコール度数:13.8% 
参考価格:1万1500円

ブエナ・ヴィスタ

ソノマ・バレーA.V.A.に位置するワイナリーで、ハンガリー人のアゴストン・ハラジーが1857年に設立。カリフォルニアで最初に設立されたワイナリーの1つだ。禁酒法により閉鎖されたが、1940年代に土地を気に入った新聞記者が、ワイナリーがあるとは知らずに購入した。2011年には、フランス・ブルゴーニュ地方のネゴシアンであるJean-Charles Baissetが購入。現在では、ソノマ地区で最も有名なワイナリーとなっている。

ブエナ・ヴィスタ・ソノマ・ジンファンデル 2016(Buena Vista Sonoma Zinfandel, 2016)

ジャミーでしっかりとした味わいの、カリフォルニアの赤ワインらしい1本。新樽を5%に抑え、フレンチオーク樽で13カ月間熟成させている。

品種:ジンファンデル100%
アルコール度数:15.5% 
参考価格:2850円

産地:ナパ・ヴァレー(Napa Valley)

産出量はカリフォルニアワインの4%程度と多くはないが、質の高いワインをつくり出している。プレミアムワインの産地として土地の値段が高くなるにつれて、ワインの値段も高くなっている。

10年ほど前までは、ナパ・ヴァレーのワインと言えばカベルネ・ソーヴィニヨンだったが、2008年の金融危機以降、消費者に好まれるワインが変わってきたこともあり、現在はもっと多様性がある。

シュラムスバーグ・ヴィンヤーズ

1862年にドイツ人のジェイコブ・シュラムによって設立されたワイナリー。ナパ・ヴァレーで最初の山腹に位置する。故郷もワインの産地であり、良いぶどうは傾斜地でできると知っていたのだ。禁酒法で閉鎖されたが、1965年にオーナーとなったデイヴィーズ夫妻によって再建された。

シュラムスバーグ ブラン・ド・ブラン ノース・コースト 2016(Schramsberg Blanc de Blancs North Coast, 2016)

フランスのシャンパンスタイルでつくられる、数少ないワールドクラスのスパークリング・ワイン。

使用されるぶどうの産地は、ナパ・ヴァレー70%、ソノマ29%、マリン1%で、A.V.A.はナパ・ヴァレーではなく、より広範囲をカバーするノース・コーストとなる。

酸味をまろやかにするマロラクティック発酵(MLF)を100%行ったロットと、樽発酵を行ったロットを混ぜている。打栓前に、少量のリキュールで甘さを加えるドザージュは10g/l 。ブリュット(辛口:12g/l±3)に入る。

品種:シャルドネ100%
アルコール度数:12.3%
参考価格:5300円

トレフェッセン・エステート

1886年に設立された「エシュコル・ワイナリー(Eschol Winery)」を前身とする。1968年にトレフェッセンに購入された。ナパ・ヴァレーには珍しい家族経営のワイナリーで、非常にシンプルなワインづくりをしている。

トレフェッセン エステート ナパ・ヴァレー ドライ・リースリング 2017(Trefethen Estate Napa Valley Dry Riesling, 2017)

1974年からドライ・リースリングに着手。ドザージュは4.6g/lとかなり辛口だ。

品種:リースリング100%
アルコール度数:12.5% 
参考価格:4100円

フリーマーク・アビー

カリフォルニアワインの歴史とともに歩んできた、伝統あるワイナリー。カリフォルニアで最初の女性オーナー、ジョセフィーヌ・ティクソン(Josephine Tychson)が1886年に創設した。

1939年に3人の投資者たちに購入され、フリーマーク・アビーと名付けられた。1967年に再購入された時には、有名なワインメーカーのブラッド・ウェブがかじを取り、再興することとなった。

しかし、1990年代に投資の対象となり、歴史あるワイナリーは忘れられることに。2006年に現在のオーナー、ジャクソン・ファミリーが購入してからは、勢いを取り戻している。

カベルネ・ソーヴィニヨン フリーマーク・アビー 2014(Freemark Abbey Cabernet Sauvignon, 2014)

ナパ・ヴァレーの各地でつくられたぶどうを使用している。30%の新樽を含むフレンチオーク樽と、少量のアメリカンオーク樽で28カ月間熟成させている。

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン78.2%、メルロー8%、プティ・ヴェルド6%、マルベック5.6%、カベルネ・フラン2.2%
アルコール度数:14.2% 
参考価格:7590円

生産地やこだわり、歴史など、それぞれの魅力を持った12の生産者たち。日本でも手に入るワインばかりなので、興味を持ったワインを手に取ってみてはいかがだろうか。

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About the author /  鵜沢 シズカ
鵜沢 シズカ

J.S.A.ワインエキスパート。米フロリダ州で日本酒の販売に携わっている間に、浮気心で手を出したワインに魅了される。英語や販売・営業経験を活かしながら、ワインの魅力を伝えられたら幸せ