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2021年5月31日、Wines of Germany日本オフィスは、ドイツワインとアジア料理のハーモニーをテーマにした「おすすめドイツワイン30選」を発表した。
アジア料理と相性の良いワインの要素として、白ワインは優雅なアロマと酸、豊かな果実味のバランスが取れていること、赤ワインは滑らかなタンニンを持つことが挙げられる。ドイツワインは、アジア料理に合うこれらの要素を兼ね備えているという。
今回は180本のワインの中から選ばれた、夏にうれしいヘルシーな蒸し料理に合うドイツワイン5本を紹介したい。
蒸したアジア料理に合うワイン
東南アジア料理から日本料理まで、幅広い地域でつくられている、油を使わないヘルシーな蒸し料理。炊飯器を使って手軽にできるレシピもあり、自宅でも挑戦しやすく、味付けを自分好みにできる点も魅力だ。
肉や魚、そして野菜の素材のうま味を楽しめるので、ニュートラルなワインを選ぶのがポイントだとのこと。
それでは、ピックアップされた5本のワインを見ていこう。
ヨーゼフ ビファー「キュヴェ レナ リースリング トロッケン 18」
～ライトでフレッシュなミネラルの小爆弾～
参考小売価格：1386円（税込）
リースリング100％の辛口白ワイン。豊かなミネラルを感じられ、特にシャキシャキした食感の野菜や卵料理がおすすめとのこと。コストパフォーマンスの良さも魅力だ。
【ペアリング例】
野菜のせいろ蒸し
茶碗蒸し
エビ蒸し餃子
ヴァイングート・ヨアヒム・フリック「エフ・ヴィニ・エト・ヴィタ リースリング トロッケン」
～八方美人、でも芯はしっかりした女性を思わせるワイン～
参考小売価格：2200円（税込）
リースリング100％の辛口白ワイン。ステンレスタンクで発酵・熟成されており、フレッシュな酸がある。火を通した魚介類を中心に、食事に合わせやすいワインだ。「味わいに構成力があり、誰もが好きになれるワイン」と紹介されている。
【ペアリング例】
白身魚のスープ蒸し
小籠包
購入先：もっと！ワイン
ヴァイングート・フォン・ウィニング「フォン・ウィニング ヴァイスブルグンダーⅡ トロッケン」
～クリーミーでデリシャスな生産者の技が光るワイン～
参考小売価格：3410円（税込）
輸入元のモトックスが「美食のためのワイン」と称する、ヴァイスブルグンダー（ピノ・ブラン）を使用した辛口白ワイン。果実由来の繊細な香りと熟した黄色い果実のボリューム感とともに、樽のニュアンスが感じられる。クリーミーな口当たりがあり、ゴマだれとの相性が良いとのこと。
【ペアリング例】
ゴマだれのバンバンジー
クンオップウンセン（エビと春雨の蒸し物）
チキンブレスト
購入先：もっと！ワイン
フランツ・ケラー「グラウブルグンダー・オーバーベルゲナー バスガイゲ エアステ・ラーゲ」
～果実のふくらみを感じるリッチボディ～
参考小売価格：3520円（税込）
グラウブルグンダー（ピノ・グリ）のフレッシュな黄色い果実や土壌からくるスモーキーなアロマ、果実由来のふくらみがあってリッチな味わい。ミネラルと心地よい苦味、酸がバランスよく広がり、余韻も長い1本とのこと。
【ペアリング例】
ニラ蒸し餃子
ポッサム
ネギの蒸し物
購入先：フィラディス ワインクラブ
シェーファー フレーリッヒ「ナーエ ヴァイサーブルグンダー クーベーアー トロッケン」
～ミネラルを感じるタイト＆エレガントな白～
参考小売価格：3850円（税込）
ヴァイスブルグンダー（ピノ・ブラン）を使用した辛口白ワイン。ミネラルと持続性のある酸とのバランスが良い華やかなワインで、冷菜から揚げ物などスパイシーな料理全般と相性が良い万能ワインだが、特におすすめなのが魚の蒸し料理だそう。
【ペアリング例】
あさりのワイン蒸し
トミチム（鯛の蒸し物）
通販：HATTA WINE
これらのワインは、180本のドイツワインの中から選ばれたもの。手づくりした蒸し料理やテイクアウトとともに、ドイツワインで自宅時間を彩ってみてはいかがだろうか。
