サントリーワインインターナショナル（SWI）は2021年6月16日、「2021年サマーワインオンライン説明会」を開催した。説明会では、2021年度のサマーワイン活動についての発表があり、特に力を入れているブランドやサマーワインに合うコンビニメニューなどが紹介された。
第2回となる今回の記事では、サマーワインのおすすめブランドの中から、「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加） ベリー＆フルーツMIX」「同 トロピカルフルーツMIX」について取り上げる。
「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加）」 シリーズ
2016年の限定発売から始まった、「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加）」シリーズ。その後、通年販売となり、2018年には「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加） 香るロゼ」が、2019年・2020年には白ワインにパイナップルなどの味わいを加えた「同 サンシャインフルーツ」が限定発売されている。
意外に赤ワインと氷は好相性
ワインに氷を入れて冷やして飲むというと、白ワインをイメージするかもしれないが、同シリーズは赤ワインの方が多く売れている。2020年は年間を通して赤が白を上回っており、7月は赤と白で1.3倍の差がついている。同社ではこれを、「ワインを冷やして飲む」ニーズの表れと見ている。
「コップに氷とワイン」が定番化？
同シリーズについて、同社お客様センターには、「氷の入ったタンブラーにワインを注いだらさっぱりしておいしい」「ワイングラスはないけど、コップに氷を入れてワインを飲むと爽やか」といったコメントが寄せられている。ワイングラスではなく、手近にあるコップやタンブラーで気軽に氷入りワインを飲んでいるようだ。
2021年の新商品は？
2021年5月に発売された同シリーズの新商品が、「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加） ベリー＆フルーツMIX」（赤）と「同 トロピカルフルーツMIX」（白）だ。
「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加） ベリー＆フルーツMIX」
「氷と楽しむおいしいワイン。（酸化防止剤無添加） トロピカルフルーツMIX」
赤はラズベリーとカシス、レモン、白はパイナップルとグレープフルーツ、オレンジをブレンドした、爽やかな味わいを特徴とする。どちらも、氷が溶けても味が崩れにくいという。
サマーワインに合うコンビニメニュー
今回の説明会では、サマーワインに合うコンビニメニューが紹介された。同社輸入・カジュアルワイン事業部課長の椎木絵理氏と阪本琢哉氏、企画部スペシャリスト／シニアソムリエの柳原亮氏が、それぞれ実際に試したおすすめメニューだ。
合わせるメニューを考える際は、同シリーズの「フルーツフレーバー」「適度な甘さ」「冷え冷えの温度」がポイントとなる。
これらを踏まえたメニューは、夏の定番「カレー」。冷え冷えの温度が口の中の熱さを和らげてくれるのはもちろん、カレーに含まれるフルーツやスパイスと、フルーティなこのワインはとても相性が良い。
他に、赤には肉を煮込んだトラディショナルカレー、豚の角煮、ハンバーガーがおすすめ。ベリー風味なのでチーズケーキにも合うそうだ。白はココナッツミルクを使ったカレーやガパオライス、ヤムウンセンなどアジアンな料理にマッチするとのこと。
氷を入れてキンキンに冷やしたワイン、暑さの厳しい日にぜひ試していただきたい。
