WOSA JAPAN(南アフリカワイン協会)は2024年10月22日、南アフリカワインの試飲商談会「DISCOVER SOUTH AFRICA 2024」をArk Hills Club(港区赤坂)で開催した。
今回はその中から、輸入元の国分グループ本社の担当者に聞いた、野菜たっぷりのスキヤキに合うKWVの赤ワインを紹介する。
KWV カセドラル・セラー トリプティック 2020
KWVといえば、知名度や歴史、実績、販売量のどれをとっても、南アフリカを代表するワイナリーの1つだ。日本での販売は60周年を迎え、日本市場で最も売れている南アフリカワインとなっている。
そんなKWVを扱う国分グループ本社の担当者に鍋に合うワインを聞いたところ、すすめてくれたのが「KWV カセドラル・セラー トリプティック 2020」だ。
2024年7月に新発売となった「カセドラル・セラー」シリーズの1本。1930年にカセドラル(大聖堂)を模して建築されたセラー(貯蔵施設)の名前が付けられており、特に選りすぐりのぶどうからつくられるワインにこの名前が付けられている。KWVのプレミアムレンジのワインをリーズナブルに楽しめるシリーズだ。
トリプティックとは、3枚のパネルからなる教会の祭壇飾り「三連祭壇画」とのこと。ぶどう畑、ワインメーカー、セラーが一体となって調和したワインを完成させていることから名付けられているそうだ。
柔らかいタンニンとカベルネ・ソーヴィニヨン由来の心地よいグリーンのトーンが、春菊のようなクセのある野菜にも寄り添えるので、野菜をたっぷりと使ったすき焼き鍋にぴったりだと感じられた。飲み飽きない味わいで、乾杯から汁をたっぷり吸ったシメのうどんまで楽しめそうだ。
【味わい】
プラム、チェリー、ホワイトペッパーの香りに赤系果実とオークのアロマも感じられます。口当たりはビロードのようなタンニンと、まろやかで長く心地よいフィニッシュのワインです。
(国分グループ本社の商品紹介)
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、マルベック、プティ・ヴェルド、デュリフ
タイプ:赤・フルボディ
アルコール分:14.5%
産地:ウエスタン・ケープ
参考小売価格:2510円(税別)
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