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ワインの知識が豊富で、優雅にワインを楽しんでいる――。あなたがまだそれほどワインに詳しくないのなら、そんな“ワイン通”の人に憧れませんか?
ワイン初心者の方は、そもそも「ワインをもっと好きになりたいけれど、どう楽しんでいけばいいの?」と迷っているところかもしれません。「ソムリエのようになりたいわけではなく、まだ形は見えないけれど“自分のスタイル”でワインを楽しみたい」。そう考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな読者の方は、どうすればワインを楽しむ“自分のスタイル”に、はっきり気付くことができるのでしょうか。海外情報サイト「Lifehack」を参考に、自分らしくワインを楽しむための5つのコツを伝授します。
1.自分好みのワインセラーを作りましょう
「ワインセラーを作る」というと大事に聞こえますが、文字どおりワインセラー自体を保有しなくても大丈夫です。まずは気軽に好きなワインをコレクションして1カ所に集め、自分だけの“ワインセラー”をつくってみましょう。
そのために、自分なりのプランを立てておくことをお勧めします。
最初に、ワインにかけられる予算を決めましょう。それから、ワインのさまざまなカテゴリー(白、赤、ロゼ、スパークリングなど)、そしてワイン以外にコレクションするお酒も考慮しながら、あなたの“ワインセラー”にどんなワインを集めるか、考えてみましょう。
「家にあるのはいつも同じテーブルワインや料理用のワインばかり……」という方は、ワインの銘柄を知るとともに、その産地やぶどうなど、ワインについての理解を深めていくことで、自分好みの“ワインセラー”をつくれるようになり、ワインのことがもっと好きになるはずです。
2.ワインと料理の組み合わせを考えましょう
ワインによって料理が引き立ち、料理によってワインが引き立つ――こうした相乗効果は「マリアージュ」と呼ばれ、食卓をより思い出深いものにしてくれます。
「赤ワインには肉、白ワインには魚」などと一般的には言われていますが、これも自分好みの組み合わせを探っていくと、よりワインの世界を楽しめるようになります。
先にワインを決め、そのワインに合いそうな料理を選んでもよし。反対に、先に料理を決め、その食事に合いそうなワインを選んでもよし。何事も経験が大切です。どちらも試してみるとよいでしょう。
3. ワインに“息”をさせましょう
ワインが持つ本来の味わいを引き出すには、ワイングラスに静かに注いでワインに酸素を送り込んであげることが大切です。年代物のワインは、ボトルの底に沈んだ沈殿物のことも考えてあげましょう。
グラスに半分ほど注いだら、グラスを軽く回してさらに酸素を含ませ、ワインが放つ芳醇な香り――バニラ、ベリー、ナッツ、バラなどの自然の芳香を楽しみましょう。
4.ワインがつなぐ関係性を楽しみましょう
ワインが愛される理由の1つは、ワインが飲み物として素晴らしいだけでなく、さまざまな事柄の懸け橋となってくれるからです。
ワインは食事中はもちろん、食後にもその余韻を味わうことができます。そして、料理、そこに集う仲間たち、生まれる会話――といった事柄もワインにまつわる楽しい思い出をつくるのに欠かせないものになります。どうすればワインを囲むひとときがもっと楽しくなるのか、あなたにとって大事な事柄を考えてみてください。
5.今度はどうワインを楽しむか、想像してみましょう
さまざまなワインを試していくにつれて、好みのワインの傾向が徐々に分かってきます。また、ワインと料理の組み合わせについても、いろいろなアイディアが浮かんでくるでしょう。そして、楽しいワインの時間を誰と共有したいかも、見えてくるはずです。
こうした過去の経験を踏まえて、「今度はどうやってワインを楽しもうか」と未来について想像をめぐらすこともまた、ワインの楽しみ方の1つと言えます。あなたも“次のワインの楽しみ方”について、想像をめぐらすことを楽しんでください。
さて、ワインを楽しむ自分なりのスタイルを見つけ出すための5つコツを述べてきましたが、1つでも試してみたいものはありましたか? あなたなりのワインの楽しみ方を見つけ出すために、気になるものがあったら、ぜひ試してみてください。