「ワイン好き」と言っても、ワインを好きな理由やワインとの付き合い方は人それぞれ。それでは「ワイン好き」にはどんなタイプの人がいるのだろうか。
海外のワイン情報サイト「Wine Folly」が、ユーモアたっぷりにワイン好きを10のタイプに分類したブログ記事「What Kind of Wine Drinker Are You? 」を公開しているので、その内容を紹介したい。
あなたの周りにいるワイン好きは、どのタイプが多いだろうか。
タイプ1:熟練者
古き良きものに価値を見出すタイプ。言うならば19世紀初頭のイギリスで機械化に反対した手工業労働者(ラダイト)のようなものだ。
フランス産、イタリア産、スペイン産のワインを好み、アルゼンチンやナパ・バレーのワインを「若過ぎる」と鼻で笑うタイプだ。
タイプ2:地元民
ワイン産地の住民は、地元のワインに高いプライドを持っていて、他の地域のワインを極端に嫌う傾向がある。
Wine Folly曰く、「比較的新しい産地の人に多い」ということだ。
タイプ3:皮肉屋
知識が豊富で、ワインの酸味やタンニン、アルコール度数、そして“欠点”を見つけるのが上手な人々。
ワインのおいしさよりも“欠点”に目を向けがちな彼らを、「不幸にも満足しないタイプ」と分析している。
タイプ4:批評家
目を閉じてグラスの中に鼻を突っ込み、香りを楽しむタイプ。ワインを探求したいときには知恵を借りたい人たちだが、時々、場を白けさせることもある。
タイプ5:忠実な飲み手
ワインリストを見ずに、いつも同じ品種のワインを注文する人々。他にも好きになる品種やスタイルがあるかもしれないのに、探求を怠っているタイプだ。いつものワインがないと狼狽してしまう。
タイプ6:のんべえ
批評家の真逆とも呼べるタイプ。ワインを飲むのが好きで、ペースが速いけど味わっているわけではない。
相手と一緒にお酒を飲むことを楽しみ、魅力的な人が多いので要注意。
タイプ7:貯蔵家
ワインをケースで購入し、大きなワインクーラーに貯め込んでいる人。友達に1人は欲しいタイプだ。中には一生かけても飲み切れないワインを貯め込んでいる人もいる。
タイプ8:飲ませ好き
人と一緒にワインを飲むのが好き。このタイプのワイン好きからは、ステキなワインを紹介してもらえることがよくある。
人を酔わせるのが好きで、時々、明日も仕事があるということを忘れてしまう問題点もある。
タイプ9:気取り屋
今までに味わった高いワインをスラスラと語りながら、自分の生活が上質であることをほのめかすタイプ。
ワインについてあまり知らないのに、自分の考えを人に押し付けてくるので、「2度とかかわりたくない」と思ってしまう人たちだ。
タイプ10:?
実はこのブログ記事では、10個目のワイン好きのタイプは書かれていない。その代わりに「コメント欄に書き込んで」と促しているのだ。最もしっくりときたものを、10タイプ目に認定するつもりだという。
現在までに最も多くのいいね!を得ているコメントは「バーゲンハンター」。マーケットを知るためと主張しているが、安いワインを購入するのに情熱を注いでいるタイプのことだ。ホームパーティで、いかに安くそのワインを手に入れたのかを語りたがるタイプだ。
他にも「限定的なワイン好き(女子会などの機会に限定してワインを楽しむ人)」、「探究者(常に新しいものを探している人)」、「トリビア派(そのワインにまつわるストーリーを語るのが好きな人)」、「ラベル買い(ラベルがステキだとおいしいワインだと思う人)」などにいいね!が集まっている。
あなたなら自分がどんなワイン好きなタイプだと表現するだろうか?