メルシャンが長野県塩尻市のぶどう畑7haを新たに賃借し、自社管理でぶどう栽培を進める。ぶどうの栽培は農業生産法人「メルシャンヴィティコール塩尻」が担当。2017年春に植栽を始め、2023年に成園になる予定。植栽品種として予定されているのは、メルローなど。
ワインメーカーのメルシャンは2015年7月1日から、自社で管理するぶどう畑を拡大した。新たに農地として賃借したのは、長野県塩尻市片岡地区の畑7ha。自社管理畑の拡大は、2003年に植栽開始した「椀子(マリコ)ヴィンヤード」(長野県上田市)以来のこととなる。
メルシャンは1976年から栽培地と契約して、自社管理の下でぶどう栽培に取り組むようになった。長野県塩尻市との関係は、その時から続いている。
今回、新たに賃借したぶどう畑は、2015年3月30日に子会社として設立した農業生産法人「メルシャンヴィティコール塩尻」が担当することになる。ぶどう畑は成園になるまで、およそ7年かかると言われている。新たに賃借したぶどう畑では、2017年春に植栽を始め、2023年に成園になる予定。植栽品種として予定されているのは、メルローなどだ。
この畑でできたぶどうを使って醸造されたワインは「シャトー・メルシャン」ブランドで提供されるという。10年後にファーストヴィンテージを発売することを目標としている。