2015年のプロ野球日本シリーズは、2014年に続き福岡ソフトバンクホークスが優勝した。これを記念し、インターナショナルスポーツマーケティングは2015年11月20日、長野県のワイナリー「信濃ワイン」が手掛けた「福岡ソフトバンクホークス優勝記念ワイン」を発売した。
今年もプロ野球の頂点を決める、「SMBC日本シリーズ」が開催された。2015年の優勝は、2年連続で福岡ソフトバンクホークスが勝ち取った。2014年は秋山幸二監督、2015年は工藤公康監督と、監督が変更しての連続優勝は日本プロ野球史上初だという。そんなホークスの優勝を祝って、インターナショナルスポーツマーケティングは2015年11月20日、「福岡ソフトバンクホークス優勝記念ワイン」を発売した。
優勝記念ワインの醸造を手掛けたのは、長野県のワイナリー「信濃ワイン」だ。1916年の創業以来、父から子へと3代にわたって伝統を受け継いでいる。創業当初は、グレープ濃縮果汁やジュースの製造から始まったが、同時にワインづくりの研究を重ね、近年では国際コンクールで賞を受賞するなど、徐々にその人気を高めている。
今回発売された優勝記念ワインは、長野県産のコンコードを使用した赤ワインとなる。コンコードは主にジュース用として栽培され、ワインの醸造に用いられることは少ない。しかし信濃ワインでは、コンコードを“ふるさと”のような品種として、今日までワイン醸造に使い続けているという。コンコードは果汁が多く、糖度も高いが、その甘みを生かした飲みやすいミディアムボディに仕上げた。
販売はインターネットサイト「Sports Memorial Lab.(スポーツメモリアルラボ)」で行われ、価格は5000円(税別)。ホークスファンはもちろん、ワインファンも、この記念すべき1本を手に、勝利の余韻に酔いしれてみてはいかがだろうか。